U-13コーチの松下です。
U-13チームが始動して初めての対外試合が行われました。



対戦相手はヴェルディSSレスチ（千葉）とFCリベルタ（茨城）でした。
合計6本のゲームを行い、2勝2敗2分。

正直、私たちコーチも、練習を見るだけではその選手の本当の良さは見えません。
こうやって試合をしてみて、改めて選手の持つ能力を再発見することができました。

「嬉しい誤算があればいいね」

コーチの戸島とそんな話をしながら会場に足を運んだわけですが、私たちが思っていた以上に能力を発揮してくれた選手もたくさんいました。

素直に嬉しかったです。

一方で、私たちが思っているほど試合内容は良くなかったのも事実。


この試合で出た課題は「ポジショニング」。


ボールを持つと上手い選手は多くいますが、ボールをもらうまでの準備が疎かになっている光景が多々見受けられました。
おそらく、これまでのサッカー環境がそうさせていたのでしょう。
ボールを受ける努力をしなくてもパスがきていたんだと思います。
今回対戦したヴェルディSSレスチやFCリベルタのような素晴らしい相手には、工夫をしなければボールすら受けることは困難です。
辛うじてボールを受けたとしても、その後の展開を考えていなければすぐに囲まれてボールを奪われてしまいます。


現在、仮入会の選手も入れて37名がトレーニングに励んでいます。
もちろん、みんな真剣です。
そんな毎日が真剣勝負の中で、「ポジショニング」を工夫し、相手よりも有利にプレーをすることが出来るようにならなければ、いずれは頭打ちの選手になってしまうことでしょう。


昨日のトレーニングでは、少しずつポジショニングが良くなってきている選手が増えてきました。

これからの選手たちの成長が楽しみです。