2011年08月10日

2011 U-12スペトレ体験会

8月9日(火)と10日(水)に夏休み恒例のU-12スペトレ体験会を開催しました。今年度は2日間で延べ66名の小学6年生が参加してくれました。

2011 U-12スペトレ体験会

トレーニングテーマは「ゴール前の攻防」。まず、行ったのがシュートドリル。コーチから出されたボールを1タッチでシュートしゴールポストに当てるというシンプルな内容。「低く速いボールを蹴ろう」、「ニアにもフォアにも蹴ることができるように」、「できる選手はボールに寄るスピードをあげよう」。選手達は、コーチの言葉に反応し、試行錯誤しながら次々にシュートを打っていました。

基本技術(ここでは蹴る)については、教え込んで獲得するものではなく、反復する中で選手各々が失敗→調整といった過程を経て獲得していくものと認識しています。今回もそれに従い、反復させる中でシンプルにポイントを伝えるように心がけました。今後の課題としては、左右差をなくしていくことがあげられます。

2011 U-12スペトレ体験会

ドリルの後は、2vs2+GKを行いました。攻撃は常にゴールを意識し仲間と連携してゴールを奪うこと、守備は仲間(GK含む)と連携して積極的にボールを奪いにいくことを目指しました。ここで大きな問題になったのが、攻撃時に「ゴールに向かわないで、ボールに向かう」選手が非常に多いことです。プレー中、ボールしか観ていないことがその主な原因ですが、ボールを受けることが目的になってしまい、ゴールから遠ざかってしまうプレーが非常に多かったです。

2vs2+GK後のゲーム(4vs4+GK)では、攻撃の優先順位に従い相手と駆け引きしてシュートまでもちこむ選手が増えてきました。技術と共にボールを奪ったら広がり、失ったら絞る、攻撃の優先順位といったピッチ上の秩序である「プレーの原則」に対しては、小学6年生でも理解し始めなければいけないなとあらためて感じました。

2011 U-12スペトレ体験会

GKはボールフィーリングの後、キャッチングの基本を確認しました。2vs2+GKではシュートストップはもちろんビルドアップにも積極的に関わりました。太田GKコーチから特に強調されたのが「絶対に失点をしない」という強い気持ち。ゲーム終盤では、チームメイトへの働きかけだけでなく、中学生のシュートにも果敢にチャレンジしていました。

今年度から中学生の公式戦のカレンダーが変わったため、U-12スペトレクラスの開校は例年より遅い11月を予定しています。今回の体験会で刺激を受け、所属チームでレベルアップした小学6年生の皆さんの参加をスタッフ一同心からお待ちしております。

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Posted by つくばFC at 16:16│Comments(0)Jrユース
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