2012年04月05日

全てはこの敗戦から始まる -U-13チーム始動-

今年度、つくばFCジュニアユースのU-13のヘッドコーチを務めさせていただきます、清水智士です。皆さん、初めまして…というより、お久しぶりです。

僕は、つくばFCが今のような組織になる前、筑波大学で週1回の練習会形式で活動していた時からのOBで、自称・ミスターつくばFCという感じです(笑)。愛知県の大学を卒業し、今年度筑波大学の大学院に進学することになり、帰ってきました。

愛知県では小学生のチームを市内でベスト4に導いたり、地区予選敗退だった高校を県のベスト16に導いたり、もちろん結果が全てではありませんが、周りの選手・スタッフにも恵まれて指導者として大きく成長して帰ってきたつもりです。

時間がさえあればどこかにサッカーの勉強をしに行き、24時間サッカーのことばかり考えている自他ともに認めるサッカー馬鹿です。よく“サキチ”(サッカー気違い)と言われますが、そんなことも気にせず、これからも情熱を持ってサッカーに取り組んでいきます。選手たちと共に戦い、選手たちと一緒に成長していけるよう最大限の努力をしますので、どうぞよろしくお願い致します。

全てはこの敗戦から始まる -U-13チーム始動-

さて、U-13の活動は3月31日(土)に始まり、土日の練習を経て早速3日(火)にアルビレックス新潟と練習試合を行いました。

試合は序盤から、全国大会常連の相手に押し込まれ、苦しい展開が続きます。まだ新しいサイズのピッチ、ゴール、ボールにも慣れていないこともあってか、選手同士の距離感や相手との間合いが悪く、スピードや強さ、そしてゴールを決めきる技術を持つ相手に対応しきれませんでした。結果は1試合目が0-8(0-4、0-4)、2試合目が2-4(1-1、1-3)でした。

それでも、時間の経過とともにチームでコミュニケーションを取れるようになり、相手の嫌な間合いで守れるようになったり、ボールをポゼッションできるようになったり、何人かが絡んで相手の裏を取れるようになったり、可能性を感じさせてくれる場面が多く出てきたことは非常に良かったです。そして、何より自分たちがこれからジュニアユースでサッカーをしていく上で、どこを目指してサッカーをするのかという「基準」を、それぞれが感じ取ったのではないでしょうか。

サッカー選手としても、人間としても、もう小学生ではありません。コーチに指摘されたオフ・ザ・ピッチの行動も含めて、今回感じた「基準」で物事を考えられるようなチームにしていきましょう。そして、その中で自分の良い所とチームメートの良い所を理解し、『本当の意味でサッカーが楽しめる』選手に、チームに成長していければと思っています。

まずは今回の試合を受け、どれぐらい次の練習から本気になれるか、そこに期待しています。

全てはこの敗戦から始まる -U-13チーム始動-
練習試合 アルビレックス新潟戦

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Posted by つくばFC at 15:27│Comments(0)Jrユース
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