こんにちは、ユースGKコーチの棚橋です。
今回はユース夏合宿についてレポートします。2泊3日で行ったので3回に分けてお届けします。

1日目はASEを行いました。ASEとはAction Socialization Experienceの略で、簡単に言うとチームとしての一体感や互いの信頼関係を高めるために行われる野外活動といったところでしょうか。


【ASEの一種目、バックフライング。まさに一体感や信頼が求められる。】


【こちらはUFO。フラフープを全員の指が触れたまま地面まで運ぶ。
今、そんなの楽勝！と思った人！やってみるとかなり難しいですよ。】


【ヒューマンチェーン。要するに人間知恵の輪。これは結構簡単だったよう。】


【種目をクリアした時は、こんな充実した表情が出ます。】


この様な種目を、午前中はピッチ上で行いました。
どのグループも、メンバーの特長が出ていましたが、チームでの信頼関係はもう一歩でした。

バックフライングでは上から倒れる人は下の人を信頼しないと成功しませんが、では下の人は？
信頼してもらえるよう、声をかけたり態度で示す事が必要だと思います。
それが欠けていたので上の人が恐怖を感じ、危うい状態になる事がありました。
信頼すると同時に、信頼される行動を取る。その重要性を感じてもらいたいところです。


さて午後の種目へ。午後は林の中でやりました。


【クモの巣。ヒモに触れずに逆側へ行きたい。何人かはヒモをまたぎ・・・】


【このグループはこういう作戦で逆側へ。】


【ここはこういう作戦で。】


【エレクトリックフェンス。ロープの上を越えて外へ。】


【最難関種目、ビーム。丸太の上を越えて全員が逆側へ行けば成功ですが・・・、成功グループは無しでした。】


午後は反省を活かしお互いの関係や役割分担も良くなり、安全を確保したうえで成功へと挑戦していく事が出来ていたと感じました。

信頼関係や役割分担は普段の生活だと（特に高校生だと）意識しなくても何とかなってしまう場面がありますが、今回はその必要性が浮き彫りになったと思います。
この活動はきっかけに過ぎないので、今回感じた事を日常に持ち込んで日々をよりよい形で過ごして欲しい所です。

という事で、今回もまた１つ言葉を紹介させてください。なぜかというと、様々な言葉に触れることで少しでも刺激になって欲しいという願いがあるからです。

「勝者と敗者の違い」


一、勝者は『見つけよう』と言い、敗者は『誰も知らない』と言う。

一、勝者はミスした時『自分が悪い』と言い、敗者は『自分のせいでない』と言う。

一、勝者は努力する時間を作るが、敗者はいつも忙しいと言って、必要なことに手が回らない。

一、勝者は実行し、敗者は約束だけする。

一、勝者は高いレベルに達していても『もっとよくなりたい』と言い敗者は『自分は他人ほど悪くない』と言う。

一、勝者は聞く耳を持ち、敗者はしゃべる番を待つ。

一、勝者は周りのふいんきに敏感であり、敗者は自分の感情だけに敏感である。

一、勝者は自分より優れた人を尊敬し彼から何かを学ぼうとするが敗者は彼らに腹を立てあら捜しをしようとする。

一、勝者は説明し、敗者は言い訳をする。

一、勝者は『もっとよい方法があるはずだ』と言い、敗者は『今までやってきた以外のことはできない』と言う。



さて、２日目からはようやくサッカーします！お楽しみに！！