ジュニアユース監督の内田です。

3月20日（水・祝）につくばFC万博グラウンドで3年生を送る会を行いました。



この日のメインイベントは、3年生対下級生のゲーム。今年も現在のAチームとBチームが3年生チームに挑戦する形で行いました。大方の予想通り、決勝戦は3年生対Aチームの対戦になりました。

序盤は受験勉強による運動不足のせいか、3年生チームが押し込まれる展開が続きました。しかし、時間とともに要所を締める3年生らしいプレーが見られるようになると、試合は拮抗した展開になりました。そして、規定の時間を大幅に超えた試合は、3年生のセットプレーからのVゴールという形で幕を閉じました。



試合終了と同時にピッチに倒れこむ3年生。その光景は、練習後、何度も見た3年生の日常そのものでした。懐かしさを感じるとともに、この光景をもう見ることができないと思うとさびしさを感じずにはいられませんでした。

そして、昼食をはさみ、3年生一人ひとりからコメントをもらう時間になりました。言葉を選び、しっかりと話す3年生。つくばFCでの思い出、後輩へのアドバイス等、内容は多岐にわたりましたが、ひとつ共通していたことがあります。それは、「チームとして結果を残せず悔しかった」ことです。



3年間、勝つ事の喜びを余り経験させることができず、指導者として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、3年生のひたむきなプレーを見て、4月から29人の選手が新たにつくばFCジュニアユースの門を叩きます。このことこそ、本当の意味で3年生の勝利だったのではないかと私は考えています。

ピッチ内外で本当に仲が良く、コツコツと努力する3年生。4月からステージは変わりますが、それぞれの場所で自分らしく進んでください。そして、悩んだらいつでもつくばFCに戻ってきてください。



3年生卒業おめでとう。