2013年06月11日

勝機を掴むために

ガールズチーム監督の柴田です。

6月8日、リーグ戦の第2節を戦ってきました。


6月に入り、新たに1名はっぴークラスからメンバーが加入し、9名となったガールズチーム。
しかし、この日は運動会で2名が欠席となり、8人制の試合に7人で挑むことに。

勝機を掴むために


試合会場で集合した直後にその事実を告げると、試合経験豊富なメンバーも驚いた様子でした。
そこで私は、選手たちにこんなメッセージを伝えました。


「最初から一人少ない状況で試合をするのは確かに大変だと思う。
 でも、大変な状況だからこそ、いつも以上に頑張って最後まで戦う事が出来れば、
 試合に負けたとしても得られるものは必ずある。
 それに、この不利な状況で勝利を掴むことができれば、
 より自信をもってサッカーをすることができる。
 全員で、力を合わせて勝利を目指そう!」



その後のウォーミングアップでは、普段よりも気持ちが入っていたように思いました。


そして迎えた第一試合目。
前半の最初から、1人少ない状況とは思えないくらいボールを奪い、シュートを打つ場面を多くつくっていました。
しかし、なかなかゴールマウスをこじ開けることができませんでした。

勝機を掴むために


ゴールをこじ開けられなかった原因。


それは、


リスクを負ってでも、ゴールに近づく『勇気』の不足。


人数が一人少ないという状況に対して、守備の意識が強く働いたのかもしれません。
ボールを持った選手がゴールへ仕掛けても、奪われた後のカウンターを警戒してか
ポジションを低めに取る選手が多かったように思います。


失点のリスクを最小限に抑えるという見方をすれば、その判断は間違いではありません。
しかし、そうしたプレーで相手の守備網を打開できない以上、リスクを負ってでもゴールに向かう姿勢が無ければ得点を得ることはできません。


前半残り5分を切った頃、ボールを奪った選手がドリブルで持ち上がり、
それまで後ろでカバーをしていた選手がボールを追い越してゴールに近づいた後、
決定的なパスが通り、先制点を奪うことに成功。


ハーフタイムになり、戻ってきた選手たちに対して、
勇気を持ってゴールへチャレンジすることの大切さを伝えると、
後半はより積極的に相手ゴールへチャレンジする選手が増えたように思います。
後半に2点を追加し、結果3-0で勝利することが出来ました。

勝機を掴むために

その後の2試合目では、果敢に攻撃を仕掛けるも得点が奪えず、
カウンターを受けて失点、0-1で敗れてしまいましたが、
3試合目では、前の2試合以上に積極的にゴールを狙う意識が見られ、
今年度加入したメンバーもゴールを決めることが出来、4-0で快勝。


結果、二勝一敗でこの日の試合を終えることが出来ました。

勝機を掴むために
作戦会議中の一コマ。


勝機を掴むために不可欠なもの。
それは、失点するリスクを覚悟の上で、
相手ゴールに迫る『勇気』。
選手たちのプレーから、改めてその重要性を認識させてもらいました。


最後になりますが、選手の送迎並びに温かい声援を送って下さった保護者の皆様、
ありがとうございました。

今後とも、応援よろしくお願いします。


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Posted by つくばFC at 12:52│Comments(0)ガールズ
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