つくばFCユースの福本です。

習慣とは本当に怖いものです。
考えなくても、いつもと同じように行動してしまう。



日本サッカー協会では、クリエイティブな選手の育成を掲げ、その道のエキスパートを生み出していこうとその方針を打ち出しています。
ではエキスパートとは…
意味を調べてみると、
「ある分野に経験を積んで、高度な技術をもっている人。熟練者、専門家。」

繰り返し繰り返しの作業やトレーニングを積んで、難しい作業でも素早く出来たり、考えなくてもその作業が出来るようになるということです。


（vs米子東高校　幕張総合高校Gにて）


サッカーの難しいところは、ある分野というところの限定が限りなく無限に近いというところでしょうか。
サッカーボールを、足で扱う、相手が同一のコート内にいる、天候やコートの影響を受けやすいなど、外的要因の影響も大きく受けるスポーツです。

つまりは、日頃の練習の環境がもろに試合に影響してくると
プレッシャーの弱い中で練習をしていれば、その環境の中ではエキスパートになれるかもしれませんが、よりプレッシャーの強いチームが相手になると何の役にもたちません。

ゲームの中での判断も、これまでと同じような判断基準で特に問題ないと考えているとすると。
（判断も習慣化し、こんな状況ならこんなプレーが最適だろうと特に考えもせずに判断してしまう）
これまでチームが出してきた結果と同じ結果が、そこには待ち受けているでしょう。
そして、そこには個人の成長もチームの成長も望めないでしょう。

違う結果を求めるならば
そして、もっとうまくなるためには
これまでと違う、考え方でプレーできなければ
新たな道はひらけてきません。

（常に様々な考えのもと、その中で最も効果的なプレーを選択していく。
だから、エキスパートではなく、クリエイティブな選手の育成なんです。）


（フェスティバル１日目　vs桜美林高校）

ユースチームも、そんな壁にぶち当たってもがいています。
先日の、幕張総合高校と米子東高校との練習試合。
私が、ユースチームの指揮を執るようになって初めてではないでしょうか、喝を入れたのは

しかし、ちょっとはその効果があったのかもしれません
恐らくBチームだった相手に３０分で３点奪い、２本目でトップ選手と勝負することが出来ました。
常に、このレベルで勝負したいそう思う練習試合でした。

さて、年内は県内でのフェスティバルの４連戦で終了です。
２日目終わって、どちらも４−０の快勝。

残り２日が楽しみです！