『引退』



最近よく僕が耳にする言葉です。



まぁ28にもなれば周りの高卒、大卒の新加入選手からすればだいぶ年上だし、モロくんいつ引退するんだろ？って疑問に思う選手もいると思います。



ここで、僕が考える引退についてです。

僕がつくばFCに入団した年、先輩に森本選手というゴールキーパーがいました。

たしか年齢は僕の3つ上だったと思います。





「もりくん、来年どうするんですか？引退とかって考えてるんですか？」





僕が何気ない会話の中で聞くと、





「俺らアマチュアの引退って何？」





思いよらない返答が返ってきました。多分、森本選手本人は覚えていないと思います。



僕は返事に困り、何も答えることが出来ませんでした。

ここから僕の引退に対する考えが変わります。



プロサッカー選手はサッカーでお金が貰えなくなったら引退っていうのは分かるけど、俺らアマチュアって引退の定義ないじゃん。60歳過ぎてもシニアサッカーやってる人もいるし、俺が勝手にカテゴリーで線引きしてるだけじゃん。プロを目指すだけが現役じゃない。サッカーというスポーツをやっていること自体が現役。



そう、僕は何歳になっても現役で居続けると思います。何歳になっても僕はサッカー小僧です。現在は週5でトレーニング・試合をしています。それが週3になろうと週1になろうと、サッカーをプレーし続ける限り僕の中では現役です。





引退に対する考えは人それぞれですが、僕の考えは上記に述べた通りです。



小学1年生から続けてきたサッカー。辛いことはたくさんありましたが、1度も辞めずにここまでやってきてる以上、今後人生においてサッカーを辞めるという決断をすることはありません。



どんなに大きい怪我をしても、中里選手のように何度も立ち上がる。そんな選手をたくさん見てきました。



挫折を乗り越えて人は成長する。



今後つくばFCが直面する幾度となる挫折を乗り越えて、トップチームだけでなく、つくばFC全体で成長していきます。



個人はチームのために。



つくばFCのさらなる発展、成長を期待していてください。



応援して下さいとは言いません、応援したいと思ってもらえるようなチーム、選手になります。



そして、先に引退していった仲間のためにも、いつまでも現役で居続けます。





僕がこんな真面目な話をするなんて、下重選手はびっくりでしょうね。

そう、僕は社会人になって成長しました。

大学時代の諸井孝太とはひと味違います。



大学時代の僕がどんな人だったか気になる人は下重選手に聞いてみてください。



※この記事の内容に合う写真が無いため、今回は写真は貼っていません。



長々と読んでいただき、ありがとうございました。