2020年11月04日

2020年10月31日プレナスチャレンジリーグ第8節 vsNGUラブリッジ名古屋 マッチレポート

日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

10月31日(土)に行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第8節の結果についてお伝えします。

◇リーグ戦初顔合わせ、上位陣との戦い
ノルディーア北海道との2連戦を、1分1敗で終えたつくばFCレディース(以下つくば)。上位に食い込むため、勝ち点を1つでも多く積み上げたい中迎えた今節は、昨シーズンWESTリーグに所属し、2部との入れ替え戦まで勝ち上がった強敵NGUラブリッジ名古屋(以下名古屋)をホームに迎えての1戦となりました。

2016年の順位決定戦以来、レギュラーシーズンでは初の顔合わせとなる一戦。
名古屋はここまで用いてきた4-4-2の布陣。最終ラインは2部でのプレー経験もある選手を中心に据え構築。SBが高い位置を取り、組み立てに参加することで、自慢の攻撃陣がよりゴールに近いエリアでプレー可能に。攻撃陣は昨シーズンリーグ最多得点を叩き出している名古屋のストロングポイント。世代別代表選手も複数人抱え、サイドを起点にゴールに迫ります。

つくばは変わらず3-4-3の構え。今節はCMFに#19山口を起用。北海道との2連戦で浮き彫りとなったゴール前の局面をトレーニングから確認。IH、WB、FWの関わりを整理し、サイドを突破した後、ゴール前にかける人数を増やし、シュートシーンまでつなげることを共有。守備においては、名古屋のサイドアタックを警戒し、組織でスライドを徹底。ボールサイドに人数をかけ、簡単な突破は許さず、粘り強く名古屋の攻撃陣に対抗します。

ゲームは序盤から攻撃の応酬に。素早く高い位置に入ったSBにボールを預け、全体のラインを押し上げたいのは名古屋。サイドから中央、中央からサイドとボールを動かし、深いエリアまでボールを持ち込みます。

一方、名古屋のサイド攻撃を、前線からのプレスバックも含めチーム全体で封じ込めたいつくば。RCB#6佐藤(友)の的確な予測とボール奪取。それを支えるRWB#14岸川のコースを限定しながらのプレスで右サイドを封殺。左は対人、スピードどちらの自信のあるLCB#17平川、LWB#4藤井がしっかりと身体をぶつけ、容易に突破を許さず。立ち上がりからスピード感のあるゲームに動じることなく入ることに成功します。

◇流れはどちらに・・・
トレーニングから用意してきた守備でゲームを安定させ、ポゼッションを高めながら攻撃を仕掛けるつくば。前半7分、#17平川が負傷により、#25栗原が投入されます。早い時間の想定外の交代となりましたが、栗原も慌てることなくゲームに入り、流れは徐々につくばに。

名古屋はラインを高く設定し、2トップがつくば3バックにプレスをかけますが、ここは#3小田切を中心にボールを動かしながら相手をいなし、1stラインを突破。両WBは下がり過ぎず、名古屋のMFとDFのライン間に立ち続け、そこに的確にボールを預けることで全体を押し込みます。

右サイドでは#14岸川と#24大岩が絶妙はコンビネーションを発揮。大岩が中間ポジションで起点として立ち続けることで的を絞らせず、岸川が前向きで走り込みながらサイドを駆け上がり、チャンスメイク。名古屋は岸川にボールが入るのを嫌い、全体のラインを下げ対応すると、つくばのビルドアップラインがもう一つ上に。

#7原嶋、#19山口のダブルボランチにボールが入るようになり、#10廣田、#4藤井のいる左サイドへ展開。右へ左へとボールを動かし、名古屋のブロックにズレを生み出します。

前半32分。この試合最初の決定機は名古屋に。DFラインからの一本の縦パスでFWに抜け出されると、PAの外に飛び出したGK#1稲葉も一歩間に合わずかわされ、ゴールがガラ空きに。しかし、かわす為にコントロールが大きくなり、この間に#6佐藤(友)と栗原が懸命のプレスバック。最後は寸前のところで栗原がスライディングでボールを掻き出し、事なきを得ます。

◇「ゴール」という最難関
ピンチを切り抜けたつくば。前半の最後に名古屋ゴールに畳み掛けるように攻め込みます。

前半44分。#4藤井が左サイドからクロスを上げると、そのままボールが抜けると駆け上がった右の#14岸川がシュート。これはジャストミートせずGK正面に。

前半45分。GKから#6佐藤(友)→#7原嶋→#9大坪→原嶋とテンポよく繋がり左の藤井まで展開。そこから再び原嶋→#10廣田と渡り、その間に左サイドを駆け上がっていた藤井に廣田がスルーパスを送り、左サイドを完全に突破。深い位置まで攻略し藤井がクロスを上げると、再び岸川までボールが渡り、岸川は左足を躊躇なく振り抜きシュート!
これは精度を欠き、枠を捉えきれませんが、名古屋の組織を完全に崩し切る場面を幾度となく作り出し、ゴールまであと一歩に迫ります。

チームとして目指している形を再現性を持ってやり続け、ゴール前に人数をかけて押し込みますが、仕上げで精度を欠き、得点を上げるまでに至らず、0-0で前半を終えます。

◇「勝利」するために、継続する
前半終了間際、立て続けにチャンスを迎え、この勢いのまま攻め込みたいつくば。サイドでの優位性を保ったままゲームを展開しますが、前半ほど迫力を持ってゴールに迫りきれず、一進一退の攻防が続きます。

均衡が崩れたのは後半24分。
名古屋はつくば右サイドからのスローインを中央を経由して左サイドへ。深い位置まで入り込まれると3対2の数的不利な状況を作られ、PA内への侵入を許します。ゴール前へのクロスに対し、カバーに入った選手がなんとか足を伸ばしボールに触りますが、コースが変わったボールはそのままゴールに吸い込まれてしまい、失点。先制を許します。

優勝戦線になんとしてもとどまりたいつくばは失点直後、#5梓、#23伊藤を投入。#3小田切を前線に上げ、早い時間からパワープレーを仕掛けます。

後半28分。#4藤井が小田切とのワンツーで抜け出し、ゴール前にクロス。中央には後半から入った#22荒木が構えますが、名古屋DFも身体を寄せ、ボールへのアプローチを許さず。その後のボールもつくばが拾い、藤井がロングシュートを放ちますが、これはGKに対応され、得点が遠い時間が続きます。

攻めあぐねていた後半38分。中央でボールを失うと、名古屋はこれを思い切りよくシュート。これが#1稲葉の頭上を正確に超え、追加点を献上。点差を2点とされ、さらに厳しい状況に追い込まれます。

その後もポゼッションに加え、前線からの果敢なプレスでなんとか反撃の糸口を掴もうとしますが、得点を奪えず0-2でゲーム終了。

序盤から速いテンポのゲーム展開になりましたが、そこをうまくコントロールし、自分たちの流れに持ち込むことができたことは、チームとしての成長だと感じました。ただ、崩し切ったとしても、ゴールを挙げなければ勝つことができないのがサッカーです。

ここ3試合、得点を上げることができずにゲームを終えています。攻撃の最終局面にして、サッカーで最も難しい「得点」という課題ですが、その一歩手前までは確実に迫れているのではないかと思います。

戦い方は継続しつつもより一つ一つのプレーにこだわりながら、トレーニングから積み上げていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


(Written by 野々山 理玖)

プレナスチャレンジリーグEAST第8節
vsNGUラブリッジ名古屋
前半:0-0
後半:0-2
合計:0-2

公式記録はこちらから
http://match.nadeshikoleague.jp/2020/east/match_report/m22.pdf

(次節公式戦情報)
2020プレナスチャレンジリーグEAST 第5節(台風延期分)
11月8日(日)
vsNGUラブリッジ名古屋
12時キックオフ@豊田市中央公園芝生広場

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Posted by つくばFC at 14:57│Comments(0)レディース
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