2020年11月18日

2020年11月14日 プレナスチャレンジリーグEAST第9節 vsJFAアカデミー福島 マッチレポート

日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

11月14日(土)に行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第9節の結果についてお伝えします。

◇変化を加え、掴んだチャンス
名古屋との連戦を終え、2連敗中と苦しい状況のつくば FCレディース(以下つくば)。リーグ戦も最終盤に差し掛かり、なんとか流れを変えたい今節は、現在EASTリーグ2位に位置するJFAアカデミー福島(以下福島)をホームに迎えての一戦となりました。

福島は4-4-2の形でスタート。各ポジションに世代別代表を含む、能力の高い選手を起用。特にFWにはスピードを武器にし、目下EASTリーグ得点ランキング1位をひた走る危険なプレイヤーを配置。堅実ながらも確実なプレーでゲームを支配し、リズムの良い攻撃でゴールまで迫ります。

一方のつくばは第4節の新潟戦以来となる4-4-2を使用。福島のフォーメーションに対し、全く同じ形の布陣で構えることで、守備の役割を明確に。サイドにボールを追い込み、追い込んだ先で厳しくプレスをかけ、ボール奪取を狙います。攻撃では奪った後のファーストブレイクを第一優先に。相手の陣形が整ってしまった時には、形を一時的に3-4-3とし、これまで通りポゼッションを高め、確実に前進しながら相手の隙を窺い、得点を狙います。

ここ数試合得点の奪えていないつくば。なんとか先制点をあげ、自分たちの流れを掴みたいと思っていたところ、いきなりスコアが動きます。

前半8分。#4藤井がインターセプトし、そのままゴール前まで持ち上がり、中央へクロス。これに待ち構えていた#22荒木が左足で合わせるとボールは大きく上空へ。枠を外れるかと思われましたが、これがゴール右隅に収まる見事な放物線を描き、先制点をゲット!!

これまで狙い通りの組み立てからチャンスを作るも、ゴールを奪えていなかった流れを荒木が断ち切り、1-0とリードを奪います。

◇突きつけられた基準
早い時間に先制し、このまま流れに乗りたいつくば。#3小田切、#7原嶋のダブルCBを中心にボールを動かし、サイドで優位な状況を作り出し攻め込みたいつくば。#20山崎と初の先発ボランチ起用となった#24大岩もポゼッションに上手く関わり、福島を揺さぶりながら追加点を狙います。

しかし、EASTリーグ優勝を見据える福島もそう簡単には引き下がりません。GKからポゼッションを始め、中央を警戒しているのであればサイドから、サイドに守備の人数をかけるのであれば中央からと、守備の状態をその都度的確に把握し、最適解を常に選び続け、つくば守備網を攻略します。

先に狙いを形にしたのは福島。
前半21分。つくば左サイド奥深くまでボールを持ち込むと味方の上がりを待った後、中央へ折り返し。PA付近で受けた選手はシザーズを挟み、DFを一瞬かわすと左足を一閃。これがゴール左隅を正確に捉えるコントロールショットとなり、同点弾を献上。守備の人数は足りていたものの、相手にプレーの選択肢を奪うところまで寄せきれず、悔しい形での失点に。

福島はここから畳み掛けます。
前半23分。DFラインでボールを奪われると、その勢いのままゴール前まで運ばれシュートを浴び勝ち越しを許します。

なんとか同点に追いつき流れを引き戻したいつくば。#9大坪、#10廣田が前線で起点となり攻撃を組み立てますが、福島を崩し切るまでは至らず。中盤の崩しで苦しみ、効果的な形で自陣を抜け出せずにいると後半40分、みたび福島にゴールを脅かされます。

福島は左サイドでボールをキープするとそこからアーリークロスを供給。つくばDF陣も身体を張りますが、PA内にこぼれたボールを押し込まれ失点。1-3と点差をつけられ前半を終えます。

◇挑んだ「前」へ出る姿勢
ホームでこのままでは終われないつくば。後半開始から#25栗原を投入。フォーメーションも3-4-3に変更し、前から積極的にボールを奪いに行き、追い上げを狙います。

3バックにしたことで、攻撃ではサイドでより位置的優位を取り続けることが可能に。#6佐藤(友)、#14岸川の右サイドで安定した起点づくりをし、そこから中央、そして左サイドまでの展開を見据えます。ボールを握る時間を増やすことで、前半の流れを断ち切りたいところでしたが、福島も引かずに応戦します。

後半最初の決定機は福島に。
後半13分。細かいパスワークで中央を突破され、GKとの一対一に。GKも抜かれあとはゴールに流し込むところまで持ち込まれますが、ここは栗原がスライディングでボールを掻き出し、失点を阻止します。

ピンチを脱し、攻撃につなげたいつくばでしたが、またしても福島に攻め込まれます。
後半18分。中盤からの縦パス一本で裏に抜け出され、PA内に侵入を許すと、プレスバックも冷静に切り返しで躱され、GKのタイミングを外すシュートを浴び失点。1-4とスコアを突き放されます。

後のなくなったつくばは選手交代も積極的に行い、前線からの圧を高め、福島守備陣にプレッシャーをかけ続けようと試みますが、福島もこれに慌てることなく冷静に対応。前半同様空いている場所を的確に使い続けプレスをかいくぐり、攻め込みます。

これ以上の失点は許されないつくばは#1稲葉を中心に決定機を防ぎ、攻撃陣にボールを託しますが、攻め込みきれずこのまま1-4で試合終了。

先制点を奪い、勢いに乗れるかと思いきや、昨年も上位に食い込んだ福島に試合巧者ぶりを見せつけられる試合となりました。局面における一つ一つの技術の精度や、プレーの基準が大きくゲームの展開を左右し、これまで以上の強度やトレーニングからの積み上げが求められると思います。

順位は大方固まってしまいましたが、今シーズンホームでの初勝利に向け、また日々のトレーニングから取り組んでまいります。次節は最終節となりますので、変わらぬ応援のほどよろしくお願いいたします。


(Written by 野々山 理玖)

プレナスチャレンジリーグEAST第9節
VSJFAアカデミー福島
前半:1-3(8分 #22荒木)
後半:0-1
合計:1-4

公式記録はこちらから
http://match.nadeshikoleague.jp/2020/east/match_report/m26.pdf

(次節公式戦情報)
2020プレナスチャレンジリーグEAST 第10節
VS静岡SSUアスレジーナ
11月22日(日) 13時K.O@ セキショウチャレンジスタジアム


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Posted by つくばFC at 16:22│Comments(0)レディース
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