5/30(日) 関東リーグ第7節、リーグ戦3連勝中と波に乗るジョイフルは今シーズンまだ負けのないブリオベッカ浦安(以下、浦安)と対戦します。
勝てば4連勝、通算勝ち越しとなる非常に大事な一線です。

【戦評】
ゲームの立ち上がりから風の影響もあり、攻め込まれる時間が続く。しかしボールを保持される中でも怖いエリアにはボールや相手を侵入させることなく決定的なシーンは作らせない。
一点の重みを感じる試合を制してきているジョイフルの守備はコミュニケーションを活発にし、非常に組織されてきている。

しかし、前半９分ビルドアップのミスからボールを奪われ、シュートまで持っていかれてしまう。相手に持たせる中での守備は非常に固いが、このようなシーンを作らせないように徹底したいところである。

前半15分ごろになると徐々にボールを保持するシーンも生まれてきた。
開幕からチームの中心としてディフェンスラインを支えている#3駒崎、#5竹中、#34加田が安定してボールを回し、WBへの縦パスや前線への正確なロングパスで前進していく。

その後、給水タイムから再開直後にはクロスボールの折り返しからシュートを放たれるが、#1西尾のファインセーブでゴールを守死する。

しかし前半35分、ゴール前の混戦から相手チームの技ありループパスに反応した相手選手に頭で触られ得点を許す。
向かい風の中でもしっかりと粘っていたが、ついに失点してしまった。

前半はそのまま終了し、シュート数０であった。前半中盤では徐々にペースを掴むシーンは見られたが得点へとつなげることはできなかった。

後半のゲーム展開は前半とは異なるものとなった。
ジョイフルは立ち上がりからボールを保持し、鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れ、ゴールに向かった。逆にカウンターからピンチを迎えるシーンもあり、責める中でもリスク管理を徹底したいところである。

後半20分には期待の新加入選手#30中村と前節チームを勝利に導いた#27山下（育）が投入される。

後半はジョイフルがゴール前までせめて浦安が粘るような構図になったが浦安は戦い方を統一してゴール前に集結し、さすが今シーズン負けていないチームであるといった印象を与える。

しかし終盤、ゲームは動いた。

後半41分、右サイドでスローインを獲得すると#9山下（宇）からロングスローが投げ込まれ、こぼれ球を#33安東がダイレクトシュート。それを#27山下（育）が触ってコースを変え、得点する。
２試合連続の途中出場でのゴールである。

そして後半45分、ボールを奪った#3駒崎が素晴らしいパスで前線にボールを供給し、#27山下、#30中村とボールを繋ぎ、最後は長距離ランニングをしてきた#13鳴海が左足で蹴り込んだ。衝撃の逆転劇である。

まだまだ終わらないジョイフルは中盤でボールを奪うと、#25鈴木が飛び出しボールを受けて落ち着いてDFをかわしてゴールへ流し込んだ。

そのまま試合は終了。
終盤での立て続けの得点による大逆転勝利を収めた。


これでリーグ戦4連勝となり、勝ち越すことができました。
しかし、決して現状に満足することなく目の前の一戦一戦に最善の準備をして臨んでいきたいと思います。
熱いご声援のほど何卒よろしくお願い致します。

｟次節情報｠
6/6（日）17:00キックオフ
vs 桐蔭横浜大学ＦＣ
＠桐蔭学園多目的グラウンド
※ライブ配信につきましては、決定次第HPにてお知らせいたします。