6/20(日) 第57回全国社会人サッカー選手権大会関東予選の代表決定戦が行われました。
相手はFC CASA FORTUNA OYAMA（以下、FC CASA）です。
JFL昇格につながる大会であるだけに必ず勝って本戦出場を勝ち取りたいところです。

【戦評】
ジョイフルは立ち上がりから、ボールを保持する中でも、前線の選手は人と人の間で縦パスを引き出すことで優先順位を意識した攻撃を組み立てる。
前半4分、#25鈴木のフリーキックからこぼれ球を#33安東が反応し、このゲーム初めてのチャンスを迎える。
そしてそのプレーで獲得したコーナーキックで再び#25鈴木から質の高いボールが供給され、今度は#34加田が合わせ先制点を奪った。
非常にいいゲームの入り方をすることができた。

前半12分には再びコーナーキックから#7冷岡がヘディングシュートを放つなど追加点の気配がする。

ボールを奪われた後の切り替えの早さ、中盤のセカンドボールの回収が徹底されていることで主導権を握って試合を進めることができている。

しかし前半28分、セットプレーを立て続けに獲得され、コーナーキックからファーで合わせられ、同点に追いつかれてしまう。
オープンプレーでの集中力は非常に高かったが、セットプレーになった瞬間の切り替えで相手に先に準備されてしまった。

その後もフリーキックやコーナーキックで多くのピンチのシーンを迎えるが、2度同じミスをすることはなく追加点は許さなかった。

前半35分以降はゲームが落ち着き出し、#3駒崎や#34加田からの質の高い配給で攻撃を組み立て前進を試みる。

しかし勝ち越しゴールは奪うことができないまま前半が終了した。
1-1。

トーナメント戦において90分で勝負を決めたいジョイフルは後半立ち上がりから果敢に戦う。
そして後半13分、#33安東が右サイドを抜け出し、深い位置からふわりとしたクロスを上げる。それに対しファーで#31伊藤が体勢を崩しながらもうまく合わせゴール。
待望の勝ち越し点であった。

追うFC CASAは前線からプレッシングをかけるが、ジョイフルは決して焦ることなく落ち着いたプレーをみせる。
逆に後半22分、背後に流れたボールを相手陣地深い位置で#31伊藤が激しく奪いに行き、#10菅谷がボールを奪うとパス交換から#31伊藤がゴールへ流し込んだ。
#31伊藤2ゴールで３-１となりリードを広げる。

選手交代をして巻き返しを図るFC CASAであったが、ジョイフルは決して引くことなく、ボールを奪いに行き続けることで相手にペースを握らせることはなかった。

そのまま試合は終了し、３-１で勝利した。



リーグ戦とは違い、一発勝負の難しい試合ではありましたが、
無事勝利を収めることができました。
これで10月に行われる全国社会人サッカー選手権大会への出場権を得ることができました。
リーグ戦で勝ち点を積み上げることと同時にこの大会で好成績を残すことができるよう尽力してまいります。
引き続き熱いご声援のほど何卒よろしくお願い致します。

《次節案内》
関東サッカーリーグ1部（前期10節）
7月4日（日）17:00キックオフ
vs 流経大ドラゴンズ龍ケ崎
＠セキショウ・チャレンジスタジアム

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