7月3日（土）に、なでしこリーグ２部　第11節vs静岡SSUアスレジーナ（以下、アスレジーナ）戦が開催されました。
試合を開催できたこと、関係者の皆様に感謝申し上げます。

今シーズン2度目の対戦となった今節。前回のアウェイ戦では1-6のスコアで敗戦しており、負けられない戦いです。
個人の技術とチームの成熟度の高いアスレジーナ。
ボールと一緒に選手もアクティブに動くサッカーを展開してきます。
そんな強敵相手に、つくばFCとしてはリーグ中断前のこの試合をホームの声援を力に変えて勝利を掴みたいところ。


【戦評】
立ち上がりは、キックオフ直前まで降り続いた雨の影響を受け、両チームはっきりとしたゲームプランで戦い始める。
ショートパスを主体とするチームにとっては、少し戦いづらいグラウンドコンディションである。
両チームともDFの背後を狙い攻めていく。

前節同様に、高い位置からプレッシャーをかけボールを奪いに行くつくば。
ボールを失ってもそこから守備に切り替え、ハードに取り返しに行く。
前半3分、＃9大坪がボールに対してプレッシャーをかけ、相手のミスを誘い＃22荒木が拾い＃10廣田へ。
バイタルエリアでフリーになった＃27古寺が廣田からボールを受け、相手のサイドバックの背後へ走り込んだ＃32 沖土居へ繋がりドリブルからのシュート。
狙い済ました、シュートは左サイドネットへ吸い込まれた。
立ち上がり早々に、先制点を奪うことに成功。
1-0。

その1分後には、左サイドの＃32沖土居から＃27古寺にボールが渡り、相手のサイドバックとセンターバックの間に走り込んだ＃9大坪へパス。
GKと1対1になりかけたが、これはオフサイドの判定。

先制したものの、その後は相手がボール保持する時間が多くなり耐える時間が続く。
DFラインでボールをクリアするも、セカンドボールを拾うことができず、相手の攻撃が続く。
ゴールに向かって来るドリブルに対して足だけで対応をしようとしてしまうシーンもあり、なかなかボールを取り切ることができない。

守備の時間が多くなる中で、攻撃のタイミングを図るつくば。
しかし、14分。やはりセカンドボールを拾われ、アーリー気味に放り込まれたロングボールからフリーでヘディングシュートを打たれ、失点。DFラインが整いきっていないズレを狙われてしまった。
1-1。

さらに31分には、サイドバックの背後へボールを配給され、GKと1対1の状況から横にずらされて失点。

1-2で前半終了。


後半開始早々、CKのピンチが連続で続くがしっかりと体を張りゴールを許さない。
集中して守備ができている。

57分には、相手センターバックの背後を狙ったロングボールを＃27古寺が拾い、前線へ残っていた＃9大坪へ繋ぐ。
相手DFの間へ動き出していた＃32沖土居へパスを供給し、ゴール前でビッグチャンスを迎えるも、相手DFの体を張った守備により得点を奪うことができない。

追い付くべく、＃22荒木に変わり＃18富井を投入。
そしてCKのチャンスが続く、キッカー＃10廣田から＃3小田切へ。
相手の寄せにより良い状態でヘディングができず、惜しくもクロスバーの上。
守備の時間帯が長い試合こそ、セットプレーのチャンスを得点に繋げたい。
その直後の61分には、またしてもセカンドボールを拾われ、DFの背後を狙っていた選手へボールを配給されGKと1対1の状況となり、横にボールをずらされ失点。
1-3。

78分には、得点を奪うために＃9大坪と＃27古寺に変えて＃14岸川と＃29石田を投入。
前線の選手を変えて攻撃を活性化を図るが、1-3のまま試合終了となった。


今節もたくさんの応援誠にありがとうございました。
なでしこリーグは約2ヶ月半の中断期に入ります。
次節は9/25アウェイで行われる岡山湯郷Belle戦です。
この中断期間で選手1人1人、そしてチームとして成長できるようトレーニングに取り組んでいきます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。