9月25日（土）に、なでしこリーグ2部｟第12節｠vs 岡山湯郷Belle戦が開催されました。
試合を開催できたこと、関係者の皆様に感謝を申し上げます。

【戦評】
開始早々、相手の勢いを受けてしまいなかなかつくばボールにできない時間が続く。
相手はつくばの左サイドにFW2枚が寄る形を作り、積極的にコーナー付近のエリアを攻めてくる。

つくばもグランドを大きく使うために窮屈な自陣左から右へとボールを展開し、#14岸川がサイドを駆け上がるシーンを作る。
サイドで果敢に仕掛けることでコーナーキックを取ることにも成功する。
サイドから攻め上がることは、今シーズンのつくばの攻撃の特徴でもある。
#14岸川、#4藤井などスピードにのせると相手にとって厄介な選手がいる。

最初のチャンスはこのコーナーキックから、1度はクリアされるものの、素早くボールをマイボールにし、#4藤井から相手DFの背後へロングパス。
オフサイドにならない絶妙なタイミングで抜け出した#14岸川がGKの頭上を狙いシュートを放つがゴールを捉えることはできなかった。

#14岸川がサイドを駆け上がりシュートで終わるシーンが多くなってきた。
この積極的な仕掛けからクロスを上げると、逆サイドの#32沖土居へボールが渡りシュートを放つも、ゴールを決めることができない。
チャンスをモノにすることができないまま、いつゴールを取られてもおかしくない状況が続く。

時間が経つにつれて、守備をする時間も増えてきたが、シンプルに#14岸川を走らせ勝負をさせる。
#10廣田も攻撃に関わることができ、#7原嶋とともに中盤のバランスを取りながら攻撃の人数に厚みが出始めた。

#14岸川のクロスを#32沖土居が落とし、#10廣田がそのままダイレクトでシュート。
このシュートもゴールをほんのわずかに逸れる。

前半は0-0のまま終了。

後半も、サイドを中心に攻撃を仕掛けるつくば。

しかし、51分に自陣左からあげられたクロスボールを一度は跳ね返すが、セカンドボールを拾われペナルティーエリア付近からシュートを打たれてしまう。
#1稲葉が必死に弾くが、弾いたボールを押し込まれ失点。
相手選手のセカンドボールを拾う意識の高さと執念を感じるゴールだ。

失点をした事により、ボールを落ち着いてコントロールできない時間帯が続く。

＃27 古寺がどこからでもゴールを狙う姿勢を貫き、チャンスと見ればGKのポジションニングを確認しシュートを放つも相手GKのナイスプレーで防がれてしまう。
だが、FWの＃27古寺が前を向けるシーンはつくばにとってゴールを取れる最大なチャンスである。
＃7原嶋もGKのポジションニングを判断してロングシュートを放つも、またしても相手GKのナイスプレーに防がれてしまう。
早い時間で同点ゴールがほしい。

後半も中盤に差し掛かったところで左サイドの攻撃も少しずつ活性化し始める。
#16渋谷から#32沖土居へ質の高いロングパスを供給。そのロングパスの時間で#4藤井が後ろから果敢にインナーラップをし、相手サイドバックの背後を突くことに成功。
マイナス方向へ戻したクロスは#18富井を経由し#27古寺へ。
そのまま振り向き様に豪快にシュートを放ち、待望の同点ゴールを奪うことに成功する。

1-1。

しかし、77分、相手にCKを与えてしまい、選手が密集の状態からヘディングをさえれてしまい、失点。
さらに81分にも、CKから失点を許し1-3。

得点を取るしかないつくばは、サイドを使って攻めるがなかなかゴールを奪うことができず、時間が過ぎていく。

アディショナルタイムに、＃30藤原からのクロスに#27古寺の渾身のヘディングシュートで得点。
2-3とするが、試合はそのままのスコアで終了。



次節の試合に向けて、今回得た課題をどう改善するかが、次節の勝利に繋がります。
応援してくれる、ファン・サポーター様のためにも、次節ホームで必ず勝利を届けます。
明日が今季ホーム最終戦となります。
是非、会場で選手への熱いサポートをお願い致します。

｟次節案内｠
10月2日（土）13:30 ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
vs. 吉備国際大学Charme岡山高梁
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