10/3(日)、後期リーグ第11節、熾烈な首位争いを繰り広げているCriacao Shinjuku（以下、クリアソン）と対戦します。両者にとって負けられない大きな意味を持つ一戦です。

【戦評】
立ち上がりは両者ロングボールを多用し、主導権を握ろうとする。セカンドボールの球際の激しさから、両者のこのゲームにかける思いが伝わってくる。

ジョイフル本田つくばFC（以下、ジョイフル）はボールを奪うと素早い攻撃を仕掛けようとするが、相手の3バックのリスク管理は非常に徹底されており、簡単にはゴール前まで運ぶことはできない。

前半11分にはCKのピンチからうまくヘディングで合わせられ、決定的なシーンを作られるが、これはゴールポストに救われる。

その後、ジョイフルは左サイドを中心としてコンビネーションからチャンスを作ることができるようになってきた。
また、アンカーを経由したビルドアップで攻撃の糸口を探る。

ジョイフルは奪われたら近い選手がファーストDFとなること、奪ったら後ろからどんどん前に飛び出していくことなど、切り替えの速さを徹底し、リーグ上位の相手にも一歩も引かないゲーム展開を見せていた。

前半43分にもCKからピンチを迎えるが、守備陣の身体を張ったプレーでゴールを守る。
そのまま0-0で前半は終了した

後半立ち上がりから、クリアソンは細かいパスワークでゴールを脅かしてくる。
リーグ優勝のために勝ち点３を本気で取りにきている姿勢が見られる。
一方、ジョイフルも粘り強い守備から逆に#10菅谷が前向きにボールを奪うと背後のスペースにスルーパスを供給し、チャンスを演出するなど一進一退の攻防が展開される。

後半12分にはこちらの左サイドを崩され鋭いクロスを上げられるが、これは#99木戸がファインプレーを見せる。

後半21分にはロングボールのセカンドボールを#33安東がダイレクトボレーで合わせるがこれは惜しくも阻まれてしまった。
攻め込まれる時間が長くなってきた中でもチャンスを作ることができている。

後半30分頃になるとジョイフルもボールを保持できる時間が増え、サイドを攻略してのクロス攻撃やCKから先制点を目指す。

しかし後半43分ゲームは動いた。
相手左サイドのクロスから中央でキープされるとドリブルで運ばれ、最後は左足でゴール右隅に素晴らしいシュートを放たれてしまった。
集中して攻守にわたってハードワークしていただけに、この一瞬の隙は非常に悔やまれる。
非常に嫌な時間に先制点を奪われてしまった。

その後、アディショナルタイム6分という中、最後まで同点ゴールを目指すがそのままゲームは終了。


たくさんのご声援ありがとうございました。
リーグ戦も残り2試合となってしまいました。
残り2試合、残留に向けて負けられない試合となります。
精一杯の準備をしてチーム、クラブ、地域の皆様一丸となって戦っていけたらと思います。
引き続き、熱いご声援のほど何卒よろしくお願い致します。
※延期日程につきましては、決まり次第HPにてお知らせいたします。