2019年07月15日

【マッチレポート】7/14(日) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第14節

2019年7月14日 プレナスチャレンジリーグEAST第14節
VSFC十文字VENTUS戦 @十文字学園女子大学サッカーグラウンド  マッチレポート

日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

7月14日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第14節の結果についてお伝えします。


「1」を争う残り2節
前節ホーム戦を落とし、第3クール未だ勝ちなしと苦しんでいるつくばFCレディース(以下つくば)。下位チームとの勝ち点差が縮まる中迎えた今シーズンアウェイ最終戦は、他会場の結果次第では1位の決定もあり得るFC十文字VENTUS(以下十文字)との試合となりました。

十文字はここまでリーグ戦において圧倒的な力を発揮している3-4-3の構え。両WBが幅を取り、外へボールを預けることで相手を揺さぶり、テンポよく逆サイドまでボールを運ぶことでサイドを攻略。スピード溢れるIHが裏を狙い、WBも追い越す動きを見せ、前線に人数をかけ攻撃を仕掛けます。

守備は前線から自由を与えない厳しいプレッシングを敢行。ゴールに近い位置でボールを奪いそのままショートカウンターへ持ち込み、相手の攻撃の組み立てを許しません。

一方昨シーズンから十文字戦において、滅法強さを見せているつくばは、前回の対戦同様3-4-3のミラーの形で応戦。十文字の攻撃の特徴を踏まえ、相手のWBにはこちらもWBを前向きに当てることで対応。サイドからの前進を許さず、中央に入ったボールに対して、中盤ではボランチが、DFラインではCBがここでも前向きに強く当たり、攻撃の封鎖を狙います。

攻撃では雨、そしてスリッピーなピッチコンディションを踏まえ、まずはシンプルに背後を選択。ワントップに構える#10豊嶋のスピードを生かしにいきますが、相手のラインの押し下げに成功したら、後ろからボランチ、IHを経由しながら丁寧に組み立てることを確認し、ゲームに臨みます。


継続する強度、見えた成長
立ち上がりからつくばはボールを持たれる展開に。十文字はコートの幅を広く使い、位置的優位を保ちつつ、チャレンジリーグ屈指の力を持った選手たちが質の高いプレーを発揮し、攻め込みにかかります。

しかしつくばは動じず、想定された攻撃に準備してきた守備をぶつけ、攻め入る隙を与えません。WBは#9廣田と#27井上がしっかりと蓋をし、裏に抜けた相手には#4藤井、#26小田切、#28小島が身体を張った対応を見せます。

ボランチの#8衣奈と#14亀井も左右に揺さぶりをかけられますが、素早いスライドを献身的に繰り返し、中央のパスコースを消し、守備に隙を作りません。

それでもリーグ戦をここまで無類の強さで戦ってきた十文字はチャンスを見逃しません。
前半33分。つくばの左サイド深い位置まで侵入するとマイナスのクロスを供給。中央に走りこんでいた選手がダイレクトで合わせ、シュートを放ちますがここは#1中橋が安定したセービングを見せ、ブロック。守備陣が立ち上がりから集中力を継続させ、十文字の攻撃を跳ね返し続けます。

守備が機能し、攻撃にうまく転じたいつくば。シンプルに裏を狙うボールは流石に簡単には繋がらないと見ると亀井、衣奈のダブルボランチがうまく相手のギャップに立ち、ボールを受け前進。#7原島や#11内田がフリーで受けられる状態を作り出すことには成功しますが、守備に比重が傾いた影響もあり、後ろから追い越す選手が不足。攻撃に人数をかけることがうまくできず、前半は0-0のスコアレスで折り返します。


守備から攻撃へ、動いた役者
後半に入っても、つくばの集中は切れません。サイドや後ろの強度はそのままに、前線からのプレスも徐々に効き始め、十文字に楽な体勢でボールを蹴らせず、より回収率を高めていきます。

HTには両WBのアクションについて再確認。ボランチが前向きになったのを合図に、相手のWBの背後のスペースに走り込むことで、前線の枚数を確保しつつ、相手の3バックに対しても判断を迷わせる要素を増やし、攻撃にかかります。

実際にゲームが動き始めるとつくばは、WBが裏に背後にアクションを起こすことで生まれたバイタルエリアを有効に使い始め、中央からパスを展開することに成功。同サイドに3人、4人と圧力をかけながら押し込み、少しずつ攻撃のペースをつかみ始めます。

しかし最初の決定機は十文字。
後半13分。左サイドで与えたFK。一発で逆サイドまで運ばれると、折り返しを中央で合わされますが、これを#1中橋が身体を反対に流されながらも右手一本でファインセーブ!こぼれ球もシュートを狙われますが、ここはDF陣が身体を投げ出しシュートブロックにいき、ゴールを守ります。

お互い中盤の攻防から攻撃に転じる一進一退のゲーム展開が続く中、後半20分。ついにスコアが動きます。
GKにクリアされたボールを#8衣奈が競り勝ち、それが#7原島、#10豊嶋とダイレクトでテンポ良く繋がり、中央を突破すると最後に走りこんでいたのは#14亀井!ボールを受けると、ワンタッチでPA内に侵入し、そのまま左脚を振り抜き先制点をゲット!!

数少ない決定機を頼れるベテランが確実に決め、スコアを1-0とします。


次の一歩へ、問われた力
先制し、このまま勝利で終えたいつくばですが、十文字もそう簡単には勝ちを譲りません。

後半31分。左サイドからのCKのピンチ。インスイングで蹴り出されたボールに対し、中ではマンツーマンで対応を図っていましたが、その上からヘディングを浴び失点。スコアを1-1の同点とされてしまいます。

自力での4位以上を確保するため、何としても勝ち点3の欲しいつくばですが、お互いに得点した後もゲーム様相は大きな変化を見せず。#10豊嶋も厳しいマークに遭い、持ち味を十分に発揮できず、このまま1-1で試合終了。

首位相手に組織での守備を構築し、チームとして機能させ続けられたところは簡単には崩れない今年の成長の一部ではないのかと思います。苦しい時間も長かったですが、先制点をもぎ取り、ゲームを有利に運べたことは次節に向け、ポジティブな材料になったと感じています。

しかし今節の結果で、5位に転落し、次節の直接対決にレギュラーシーズンでの残留がかかるという状況です。ホームでの最終戦。勝てば文句なしの4位。複雑に考えることは何もない、ある意味スッキリとした試合を迎えることとなりました。

今節は終始雨の降る中での試合となりましたが、試合終了までたくさんの応援ありがとうございました。今までのつくばの歴史を塗り替えるべく、次節に向けまた準備を進めていきますので、最後まで変わらぬご声援、応援お願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第14節
VSFC十文字VENTUS
前半:0-0
後半:1-1(20分 #14亀井)
合計:1-1





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#5 梓
MF
#6 川原
#22 菊池
#15 小池

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第15節
VS新潟医療福祉大学
7月20日(土) 17時K.O@セキショウ・チャレンジスタジアム
  
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2019年07月09日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.24 レディース#1 中橋 まりな

こんにちは!
今回ブログを担当させていただく、つくばFCレディース#1GK中橋まりなです!

今回は私の兄弟を紹介したいと思います!
実は5人兄弟なんです!
1番上がお姉ちゃんのまどか
2番目がお兄ちゃんの衛
真ん中が自分で
3.4番目が双子の弟の優と誠です!
なんと全員一文字目にまがつくんです!
両親に理由を聞いたら特に理由はないそうです笑
姪っ子2人の名前にもまがついてます笑



喧嘩も特にした覚えもない仲のいい兄弟です!

兄弟の紹介はここらへんで終わりにします!
いつもつくばFCレディースの応援ありがとうございます!
サポーターの方の、「まりな今日も頼んだぞ!」と言う言葉を聞くといつも気合がはいります!
これからも応援よろしくお願いします!


【次節詳細】
7/13(土)18:45キックオフ
関東リーグ《後期第1節》
vs 東京23FC
@ZOZO PARK HONDA FOOTBALL AREA


7/14(日)11:00キックオフ
プレナスチャレンジリーグEAST《第14節》
vs FC十文字VENTUS
@十文字学園女子大学サッカーグラウンド

  
Posted by つくばFC at 13:21Comments(0)レディース

2019年07月08日

【マッチレポート】7/6(土) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第13節

2019年7月6日 プレナスチャレンジリーグEAST第13節
VSノルディーア北海道戦 @セキショウ・チャレンジスタジアム  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

7月6日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第13節の結果についてお伝えします。


リーグ終盤戦、3位を巡る直接対決
第3クールに入り、ここまで2引き分けと若干のブレーキのかかってきたつくばFCレディース(以下つくば)。今節は現在つくばに勝ち点差1を付け、3位に位置しているノルディーア北海道(以下ノルディーア)との対戦となりました。

ノルディーアは今シーズン用いている4-4-2の構え。ディフェンス・中盤・フォアードそれぞれの選手の縦と横の距離間を常に意識し、コンパクトな守備ラインを形成。中央を固め、サイドのボールを追い込むとSHの選手が前から、FWの選手が後ろからプレスバックをかけ二枚で対応し、自由を与えません。
痺れを切らし、一本のパスでFWを狙うとそこには長身でフィジカル能力に長けているDF陣が待ち構え、最終ラインの突破を容易には許しません。

攻撃ではまずシンプルにDFラインからロングボールを供給。前線にボールを運ぶとスピード溢れる左SHを起点に構築。左サイドに有利な状態でボールを保持するため、ボールは一度中央にいるゲームメイク能力に長けた選手を経由。サイドに警戒の比重を置きすぎると自らの仕掛けも見せ、隙あらばフィニッシュまで持ち込み得点を狙います。

一方この試合に勝利し、3位浮上を目指すつくばは3-4-3の布陣でスタート。コンパクトに構えるノルディーアに対し、両WBが幅をとることでラインの横の選手の距離を。IHがDFラインとMFラインの間に位置することで縦の選手間の距離をそれぞれ広げ、DFラインから空いた場所を狙い続け、ノルディーア守備ラインの突破を目指します。

守備では両WBの選手がDFラインまで下がり5バックのようにラインを形成。ノルディーアSBにはIHが、SHにはWBが前向きで対応することで前進を封鎖。裏へのボールも3人のCBがスペースを埋め、カバーと対応を図りゴールを守ります。


探り合い、潰し合い
ゲームは序盤からボールを保持するつくば、奪って素早い攻撃を仕掛けるノルディーアという展開に。つくばの#4藤井、#26小田切、#28小島の3CBとGK#1中橋はノルディーアの前線からのプレスにも屈さず、ボールをキープし、相手の穴を伺います。ノルディーアもこれに対し、2トップに加え、SHの選手を1人に押し出し、さらに前線からの守備を果敢に挑み続けます。

同数での揺さぶりが難しいと見ると、#14亀井がDFラインのビルドアップに参加。4人でボールキープを確実なものにしようと試みます。

亀井が一列降りたことで、中盤より上の人数が減ってしまったところを、#2大木や#11内田のポジションチェンジでカバーしたいところでしたが、ノルディーアのコンパクトな守備に加え、人に対する強烈なプレスもあり、ボールを受ける位置が徐々に下がり、受けても前を向けず、ノルディーアのラインを突破しきれません。

苦しい状況を打破すべく、1トップに構える#10豊嶋にボールを送りますが、そこは相手も最重要ポイントと警戒は怠らず。さすがの豊嶋もノルディーアの強力な2CBを相手にしてはいい状態になれず、攻め手に活路を見出せません。

攻撃は停滞してしまっているものの、守備は狙いが見事にハマります。中盤はIHがサイドのケアをすることによる陣形で同数の対応を可能とします。5バック気味に構えた後ろは裏への突破を簡単には許さず、ボールに強く出れると判断した際は積極的にアプローチをかけ、危険なエリアで自由を与えません。


ピンチを救う守護神の左手
お互いの攻撃の特徴を十分に理解し、長所を抑え合うという硬いゲーム展開は時間を追っても変わらず、決定的なシュートシーンをなかなか作り出せず、このまま前半終了かと思われた40分過ぎ。

スローインからのリスタートで左サイド深く抉られるも、一度はボール奪取に成功。しかしすぐさま奪い返され、ゴールライン沿いに運ばれると、PA内に侵入されたところで後ろから倒してしまい、これがPKの判定に。

苦手としていた立ち上がりの時間を無失点で乗り切り、後半の得点に向け準備するためにも失点をせず、前半を終えたいタイミングでしたが、ここでこの試合最大のピンチを迎えてしまいます。この局面、つくばの行方は守護神#1中橋に託されました。

ノルディーアのキッカーはこの試合ロングFKのキッカーも務めた選手。ボールはゴール右隅に蹴り出されましたが、コースは甘く、中橋も抜群のタイミングで踏み切りこれを左手1本でスーパーセーブ!!こぼれたボールにも自ら素早く反応し、ボールをその手に収め、このピンチを乗り切り、前半を0-0で終えることに成功します。


詰めれなかった差、さらなる成長のために
前半終了間際のピンチを#1中橋が抑え、この流れに乗りなんとか得点し、勝利を収めたいつくば。しかし、今シーズン幾度となく失点を重ねている立ち上がりの時間に、またしても悩まされてしまいます。

後半9分。中央の密集から抜け出されかけますが、これは#28小島が身体をしっかり入れて対応。しかし、バウンドが合わずクリアできずにいると背中に相手を背負ったままの状態でPA内に。#4藤井もカバーに入ろうとしますが意図が合わずズルズルと侵入を許し、なんとか藤井がクリアをしますが、このクリアボールが詰めていたノルディーアの選手に当たり、そのままゴールに。

DFの連携ミスと不運も重なり先制を許してしまいます。

先制を許してしまったものの、慌てずに返していきたいつくば。HTにサイドの選手の立ち位置を再確認。相手のSHより高い位置をとることで全体の守備ラインを押し下げ、サイドを起点にし、攻撃を優位に運び出します。

しかしこの日は最後まで攻撃の歯車が噛み合いません。後半に入り、立ち位置も整理され、的を絞らせないことに成功し、#8衣奈や#7原島といった攻撃の起点となれる選手にボールが入りだします。そこからノルディーアのセカンドラインまでの突破には幾度となく成功するものの、その先の精度や強度で最後のラインを突破できず。

最大のチャンスは後半35分。#9廣田がCBに強烈にアタックをかけると、キックミスを誘いボールカット。そのままGKとの1対1に持ち込み、ショートを放ちますが、これは相手GKのセーブに合い得点ならず。

このまま0-1で試合終了。狙いを持って試合に臨み、あと一歩のところまでボールを運ぶことはできましたが、最後ゴールまで迫るところに課題を残す結果となりました。上を目指していく中で、こだわらなければいけない部分。勝負を決めるシーンでのゴールに対する意識。まだまだ上位チームとは埋めなければいけない差があると感じました。

雨の降る季節外れの肌寒い中での試合となりましたが、最後までたくさんの熱い応援ありがとうございました。自力での3位は難しくなりましたが、4位の確保、その中での3位進出を狙う上で残り2試合、大切な試合が続きます。

一つでも勝ち点を多く積むため、準備を進めていきますので、リーグの最後まで、変わらぬご声援、応援よろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第13節
VSノルディーア北海道
前半:0-0
後半:0-1
合計:0-1





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#6川原
MF
#27井上
#22 菊池
#24肥留川

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第14節
VSFC十文字VENTUS
7月14日(日) 11時K.O@十文字学園女子大学サッカーグラウンド
  
Posted by つくばFC at 14:09Comments(0)レディース

2019年07月01日

【マッチレポート】6/29(土) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第12節

2019年6月29日 プレナスチャレンジリーグEAST第12節
VSJFAアカデミー福島戦 @セキショウ・チャレンジスタジアム  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

6月29日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第12節の結果についてお伝えします。


上位進出へ、続ける変化
前節、劇的な展開で引き分けに持ち込み、勝ち点を1積み上げたつくばFCレディース(以下つくば)。3位との勝ち点差を1とし、順位の入れ替わりを起こすためにも勝ち点3を納めたい今節は、今シーズン唯一得点を奪えていないJFAアカデミー福島(以下福島)との対戦となりました。

福島は今シーズン一貫している4-4-2の構え。守備は積極的に前線からプレスをかけることはせず、陣形をコンパクトに保ち、センターサークル先端を目安にプレスを開始し、サイドにボールを追い込み、SHとSBで挟み込むことでボール奪取を狙います。

攻撃に転じれば、CBからサイドへ展開し、相手DFラインの隙間を広げ、空いたスペースにCMFやFWが落ちて入ることで起点となり、背後へアクションを起こした選手を使うことでラインの突破を狙います。また、相手の陣形が整ってないと見ると、CBからFWまで一気にフィードし、シンプルにゴール前まで迫ります。

対するつくばは前節から変更し4-4-2の構え。福島の攻撃の特徴を踏まえ、サイドのケアを厚くするために3バックから4バックに変更。サイドにつけられれば、SHやSBが強烈にアプローチをかけ自由を許さず、中央を狙う攻撃にはCBがしっかりと対応し、攻撃の芽を摘み取ります。

攻撃は昨年からの積み上げをもう一度思い出し、各ポジションで位置的優位を取り続けられるように組み立て。福島のプレスのラインが低いことを念頭に置き、CBはしっかりとボールを保持し、前進。その間にタイミングを見計らい、SBかSHどちらかの選手は中に、もう一方の選手は幅を取り、サイドの高い位置を取る動きを見せ、相手を撹乱。中を閉めればサイドが、サイドを警戒すれば中が開く状況を作り出し、守備の的を絞らせません。

相手の2トップのラインを攻略した先では、スピードとキープ力に溢れる#9廣田や#11内田に加え、今シーズンコンスタントに得点を重ねている#7原島と#10豊嶋の2トップが待ち構え、得点を狙います。


激しい立ち上がり、「課題」と「強み」
福島のゲームの運び方、攻撃の狙い、守備の意図を十分に理解した上でゲームに臨んだつくばでしたが、またしても立ち上がりに脆さを見せます。

前半6分。左サイドからのFKのピンチ。一度はニアサイドで跳ね返しますが、クリアが弱く、ペナルティアークの中央付近に転がってしまいます。これにいち早く反応した福島の選手はそのままダイレクトで振り抜くと、ボールはゴールポストに当たって入るビューティフルシュートに。#1中橋も懸命の対応を見せますが、わずかに届かず、早くも追いかける展開に持ち込まれてしまいます。

しかし、今年のつくばは1失点では動じません。
前半10分。つくばは右からのCKのチャンスを得るとキッカーは#2大木。今シーズンここまで4点を奪い、強みとなりつつあるセットプレーで同点に追いつくべく、中では#26小田切と#28小島のつくばのツインタワーも待ち構えます。

大木からインスイングで蹴り出されたボールは、福島の選手に当たり、福島ゴール前にポトリと落ちます。このボールに誰よりも早く足の伸ばしたのはゴール前に位置していた#7原島!つま先でボールを押し込み今シーズン5点目となる同点弾をゲット!!
原島の2試合連続弾で、早い時間にスコアを1-1とします。


仕掛け合う駆け引き、潰し合う長所
先制されるもすぐさま追いついたつくば。一方の追いつかれた福島。つくばは3位上昇のため、福島は首位追走のためにもお互い追加点を狙い、仕掛けます。

しかしこの試合つくばは福島対策のための守備的な布陣。4-4-2の構えに加え、右SBに#2大木、左SBに#4藤井を起用し、福島の裏へのボールにはボールとは逆サイドのSBが中にカバーリングをし続け隙を見せません。

前線では#7原島と#10豊嶋が持ち前の運動量とスピードでプレッシャーをかけ、ボールの出所を限定し、中盤の中央では#8衣奈と#14亀井の経験豊富な二人が、危険なパスコースをポジション取りで封鎖。中央への出しどころがなくなり、外に運ばれたボールを#9廣田と#11内田のSH で追い詰めていく守備が機能し、福島は有効な攻撃を発揮できません。

一方の福島はつくばの2トップに最大限の注意を払い守備を構築。つくばのCBのボール保持は許し、流動的にポジションの入れ替わるビルドアップで2ラインの突破までは許すものの、最後の決定的なパスや裏への抜け出しに対しては#2富岡を中心とするDFラインが身体を張って守り抜き、ゴール前までの侵入を許しません。

前半はその後、動きなく1-1で終了。お互いの長所を潰し合い、決め手に欠けます。


「負けない」からさらに上へ
後半開始からゲームの様相は変化を見せず、ボールを保持するつくば、奪ってから一気にゴールを目指す福島という展開に。

時間の経過で落ち着きも出てきたつくばのDFラインは効果的にボールを前後左右に出し入れし、福島のブロックラインを崩しにかかりますが、テクニックのミスや、福島の献身的な守備にあい、最後まで突破しきれません。

最大の見せ場は後半17分。
CKをしっかり跳ね返すとボールは#10豊嶋の元へ。受けた豊嶋はそのまま自陣からドリブルを開始すると、今シーズン何度もスタンドを沸かせたその快足であっという間に相手陣地まで持ち込み、ゴールまで25m付近に迫ります。DF1人とGKが立ち塞がる中でしたが、果敢にシュートを放つもこれは枠外に。惜しくもゴールとはなりません。

崩されないが、崩しきれない。前線からの守備も掛かりはするものの、最後は冷静に躱され、チャンスメイクとはならず、このまま大きなピンチも、しかし大きなチャンスもなく1-1でゲーム終了。

早い時間に先制を許してしまったものの、守備的な布陣で挑み、その後は福島の攻撃を抑え続けることは試合を通してできたと思います。ただ、上位進出のチャンスがある中で、攻撃に転じた際は、1点ではなく、2点3点と重ねるため、一つ一つの技術の精度をより高め、ボールを保持しながらチーム全体で前進し、ゴールまで迫れなければならないと感じました。

小雨の降りしきる天候の悪い中での試合となりましたが、最後まで熱いご声援ありがとうございました。リーグを見ると勝ち点は上と1差、下とも1差。ここから3試合、勝つか負けるかでは意味合いが大きく変わってきます。

今節の結果で最下位は無くなりましたが、3位浮上のため、勝ち点3を取りにまたトレーニングから準備を進めていきますので、残りの試合も引き続き応援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第12節
VSJFAアカデミー福島
前半:1-1(10分 #7原島)
後半:0-0
合計:1-1





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#6川原
MF
#27井上
#22 菊池
#15小池

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第13節
VSノルディーア北海道
7月6日(土) 12時K.O@セキショウ・チャレンジスタジアム  
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2019年06月24日

【マッチレポート】6/22(土) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第11節

2019年6月22日 プレナスチャレンジリーグEAST第11節
VS常盤木学園高等学校戦 @相馬光陽サッカー場人工芝Dグラウンド マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

6月22日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第11節の結果についてお伝えします。


最終クール、「波乱」の開幕
前節アウェイで勝利を収め、連勝中と勢いの出てきたつくばFCレディース(以下つくば)。今節からいよいよ第3クールとなり、リーグも終盤戦。ここで迎えるのは前回の戦いで今シーズン初白星を献上してしまった常盤木学園高等学校(以下常盤木)。現在最下位に沈んでいますが、つくばにとっては過去の対戦成績を見ても、決して楽な相手とは言えない、まさしく難敵との対戦となりました。

常盤木はここまでのリーグ戦と変わらず3-2-4-1の構え。対人能力に長けた3人のCBが相手の攻撃を封鎖し、ボールを奪うと一気に前線にボールを供給。スピード溢れる両WGとCFを中心にサイドを攻略し、クロスからの得点を狙います。

一方のつくばも前節から変わらず3-4-3の構え。前節負傷交代を余儀なくされた#7原島はベンチからのスタート。1トップにはエースの#10豊嶋が復帰。#19堀江が1列下のIHに入ります。

常盤木の特徴は十分に理解し、試合に臨むつくばでしたが、今節もコートの縦方向に強い風が吹くピッチコンディションに。加えて、前半は風下に立たされることとなったため、ロングボールへの対応が課題となることを確認。

守備ではラインコントロールをしっかりとし、逆サイドのケアはいつも以上に怠らず、素早くポジションを取ることが求められます。攻撃に転じたときは弾道の高いボールは押し戻されるため、CBの準備は早く、下でボールをつなぎ、常盤木のラインを一つずつ攻略し、最後は#11内田や豊嶋の突破力からゴールを目指します。

立ち上がりの時間、攻守の切り替えには十二分に注意したいところでしたが、前半12分、トランジションからピンチを迎えてしまいます。

ゴールキックのリスタート、ポジション取りが遅れ、ロングキックの選択しかなくなると、これを相手にヘディングで跳ね返され、それがそのままスルーパスのようになると、右サイドに持ち込まれます。当然得意の形となった常盤木は中に選手が入り込み、クロスでこれを合わされ失点。警戒していた全ての局面が見られたにも関わらず、すべての対応で後手を踏み、またしても早い時間に先制を許してしまいます。

先制された中、風下に立たされるという苦しい状況のつくば。なんとか形勢を持ち直すべく、早い時間帯での選手交代に踏み切り、同点弾を狙いますが、ラストパスの精度、最終ラインとの駆け引きなど、最後の部分で合わせきれず得点を挙げられずにいると前半42分。

最終ラインからのロングボールをカットされると今度は左サイドを崩され、中央でしっかりと合わせられ失点。与えたくなかった追加点を与えてしまい、0-2で前半を終了します。


逆境、さらに逆境
ハーフタイムにメンバー・スタッフ全員で諦めず、追いかけ、追い越すこと、戦い抜くことを第一に後半に臨んだつくば。#19堀江に替え、#7原島を頭から投入し、攻勢に出ます。

しかしこの試合は守備が安定しません。後半3分。
縦パスでPA内に侵入を許してしまうと、後ろ向きで受けた相手選手にターンを許してしまい、GKと1対1に。これを冷静に沈められ、0-3にスコアを放されます。

今シーズンのつくばの1試合での最多得点は「3」。追いつく上でこれ以上の失点は許されず、かつ早い時間での1得点が求められます。しかし、#10豊嶋の抜け出しはGKにうまく処理され、原島のシュートも枠を捉えきれずにいると後半7分。

常盤木につくばの左サイドから、右サイドに大きくサイドチェンジをされ、起点を作られると、そこからアーリークロスを上げられ、後方からダイアゴナルにスプリントをかけていた常盤木の選手に合わせられ、失点。与えてはいけなかった4点目を与えてしまいます。


開けた風穴、狙うは4点
0-4と今シーズン最多失点、最多の点差をつけられたつくば。このままでは終われず、前線から積極的にボールを奪いにかかります。

すると後半12分。相手CBが自陣ゴール前で一瞬ボールコントロールを乱すとこれを見逃さなかったのは後半から入った#7原島。ボールをCBから奪い去るとそのまま左足を振り抜き、今シーズン3点目をゲット!持ち前のスピードとアグレッシブさで得点をもぎ取り、自身のプレーでチームを鼓舞します。

これ以上の失点は重ねず、それでも攻勢に回らなければいけない、非常に難しいゲーム展開を強いられるつくばですが、この原島のゴールを皮切りに攻撃の歯車が噛み合い出します。

相手のDF陣へのプレスが効き、ボールの回収率が向上すると、前線で原島と#10豊嶋が起点になり、ボールを収めます。その後ろでは#8衣奈、#11内田、#14亀井がカバーを作り、前向きでボールを受け、背後やサイドにボールを供給。常盤木を押し込み、シュートに至る回数が多くなります。

そして後半31分。右サイドで、衣奈と内田が相手に寄せられながらもボールを失わず、常盤木の陣形を動かすと、衣奈からボールを受け取った亀井はこれを左サイドに展開。#4藤井が絞っていたことにより空いていたサイドに走りこんでいたのは左CBの#9 廣田!

受けた廣田はそのまま縦にドリブルで持ち込むと逆サイドネットに冷静に流し込み、2点目をゲット!!廣田のチャレンジリーグ初ゴールで2-4とし、また一歩常盤木に迫ります。

2点差とし、俄然勢い付くつくば。攻撃の手を緩めません。
後半37分。右サイドで得たFKにキッカーは内田。蹴り出されたボールは中央で一度触られるもコースが大きく変わることなく逆サイドまで。ここに待ち構えていたのは原島!そのままダイレクトボレーで豪快に突き刺し、チーム3点目をゲット!!原島のこの試合2点目のゴールでスコアを3-4の1点差とし、一度は決したかと思われた試合の行方を分からないものとします。


「負けないつくば」へ、迎えた最終盤
4位以上の確保、さらには上位進出を目指すために何としても勝ち点を得たいつくば。残り時間は10分弱、点差は1。まだまだ攻め続けます。

後半42分。#10豊嶋がスローインから抜け出すと、左サイド奥までボールを持ち運び、CKを獲得。1度目の対戦の際から、常盤木がセットプレーの対応に難を抱えているのは織り込み済みのつくばは、ここが勝負所と見るとCBの#26小田切と#28小島も前線にあげ、4点目を狙います。

キッカーはインスイングのボールを上げられる原島。1度相手にクリアされ、逆サイドに流れるも、ボールはまだPA内に。ゴール前に人数が密集する中、ただ一人フォアサイドにポジションを取っていたのはつくばの#14亀井!
冷静にトラップし、その右足を振り抜くと、相手の懸命なブロックもわずかに届かず、ボールは常盤木ゴールに吸い込まれついに同点に追いつきます!!

スコアを4-4とし、流れは完全につくばに。直後のキックオフをまたしても原島が強烈なプレッシャーをかけ、ボール奪取。独走に入りかけましたが、ここは常盤木も堪らずファールで水際の対応。得たFKを内田が直接狙いますが、これは惜しくも枠外に。

後半47分。DFのクリアボールがそのまま前線に流れると、スタートを切ったのは豊嶋!最後まで落ちることないスピードで常盤木DF陣を切り裂きますが、シュートはジャストミートせずゴールとはなりません。

このまま4-4で試合終了。後半10分までに4点差つけられるまさに絶体絶命と言える状況の中、30分間で4点を奪い引き分けに持ち込むことができたことは、今までのつくばFCレディースには無かった粘り強さ、勝負強さだと思います。

しかし、「4失点」という現実は真摯に受け止めなければなりません。環境にあったゲーム運び、立ち上がりの集中力、プレーへの準備。どれが欠けても厳しいチャレンジリーグで、守備を構築することは難しくなってしまいます。爆発力のある攻撃には自信を持ちながらも、堅実で、強固な守備を90分間発揮できるよう、トレーニングから取り組んでいかなければならないと感じました。

遠くアウェイの地まで応援を届けてくださったサポータの皆様、ありがとうございました。下位との差を広げることはできませんでしたが、まだまだ上位を狙えるチャンスを残しています。次節はホームでの今年最初で最後の男女アベック開催となり、レディースの相手は今シーズン唯一得点を挙げられていないJFAアカデミー福島になります。

サポーターの皆様に来て良かったと思っていただけるようなサッカーをお見せするべく、準備していきますので、変わらぬご声援、応援よろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第11節
VS常盤木学園高等学校
前半:0-2
後半:4-2(12、37分 #7原島、31分 #9廣田、42分 #14亀井)
合計:4-4





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#6川原
MF
#2大木
#22 菊池
#7 原島

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第12節
VSJFAアカデミー福島
6月29日(土) 17時K.O@セキショウ・チャレンジスタジアム  
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2019年06月16日

【マッチレポート】6/16(日) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第10節

2019年6月16日 プレナスチャレンジリーグEAST第10節
VS新潟医療福祉大学女子サッカー部戦 @新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ(人工芝)  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

6月16日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第10節の結果についてお伝えします。


吹き荒れる強風、迫られる決断
前節、首位相手に勝ち星を挙げ、連敗を止めたつくばFCレディース(以下つくば)。波に乗りたい今節は9節終了時点でつくばに勝ち点差2で5位につけている新潟医療福祉大学女子サッカー部(以下新潟)との対戦となりました。

上位進出、残留争い脱出。どちらを目指す上でもお互い負けられないという中でしたが、天気はあいにくの悪天候。風速10m/s級の強風が常に吹き荒れ、ボールの軌道は不安定に。さらにピッチは滑りやすいコンディションとなり、常に状況に応じた対応が求められるという非常に難しい条件の中での試合となりました。

新潟はここまでと同じ4-4-2の構え。攻撃では2トップとダブルボランチの選手がそれぞれ縦関係となり、相手の守備陣に縦ズレを起こし、生まれたスペースに2列目の選手が飛び出します。前線でアクションが起こるとDFラインの選手やサイドの選手はシンプルに裏を狙い、手数をかけずに攻撃を組み立て、ゴールを狙います。

つくばも前節と同じ3-4-3の構え。この日の1トップには#19堀江がメンバー入り。ブロックを敷いてくる相手に対し、足元の技術に長ける堀江を先発で使うことにより、攻撃において中盤での構成力に厚みを持たせ、ボールを右へ左へと動かしながらサイドで優位な状態に持ち込むことを狙います。加えてこの日は強風にスリッピーなピッチ状況。ロングボールは精度が大きく落ちルため攻撃の構築には加えにくく、逆にグラウンダーのボールはスピードが上がりやすいというつくばにとって有利な環境も揃い、ゲームは展開していきます。

試合開始つくばはチャンスを迎えます。#11内田が右サイドでのスローインをタッチライン際で受けると、相手を強引に振り切りドリブルでゴール前へ。内田はそのままシュートに持ち込みますがこれは惜しくもポストに嫌われます。

つくばはサイドにボールを追い込み、そこに強烈なプレスをかけ、ボール奪取を狙います。奪ったボールは焦らず、後ろからしっかりとつなぎ、サイドの選手が幅を十分に取ることで生まれたスペースを内田や#14亀井がうまく使いボールを受け、決定的なパスを狙います。


躍動する新たな武器
苦手としている立ち上がりの時間を無失点で終えたつくば。今度は攻勢に回ります。

前半19分。左サイドを#4藤井、#8衣奈、#9廣田のコンビネーションで崩しにかかるとCKを獲得。キッカーは#7原島。今季はCKで2得点を挙げていますが全てインスイングのキックから。ここも原島の右足から得点を狙います。

蹴り出されたボールは狙い通りゴールに向かう曲線を描くとこれに合わせたのは今シーズン加入したDFの#26小田切!頭一つ分抜け出す打点の高いヘディングでピッタリと合わせ、先制点をゲット!!原島と小田切という関東学園大学時代の先輩後輩ラインで新潟ゴールをこじ開け、1-0とします。

先制した後という気の緩みやすい時間帯にしっかりと守備を再確認し、失点を許したくないつくば。この日は強固な守備を見せます。サイドに出たボールは#4藤井、#27井上がこれまでと同様に蓋をし、相手を追い返します。苦しい状態から前線に送られてくるロングボールには#9廣田と#28小島が自由を与えず、そこをも突破してきた相手に対しては中央で待ち構えている#26小田切が抜群のカバーリングと強靭なフィジカルを見せつけ、決定機まで持ち込ませません。


一瞬が生んだ隙、試される力
全員が高い強度でプレーを続けていましたが、ここでアクシデントが。前半35分、原島が鋭くボールにアプローチにいくと相手と接触し、プレー続行不可能に。この日は控えに回っていた#10 豊嶋と交代を余儀なくされます。

プレーが一旦止まり、集中力が切れてしまったのか、直後の前半38分、ゴール前で新潟にFKを与えてしまいます。これを新潟の#10園田に見事に決められ、同点に。リードを保てず前半を終えます。

失点を喫したものの、攻撃、守備ともに意図を持って取り組めているつくば。やり方は変えず、サイドのポジショニングに細かい修正を加え、勝利を目指し後半に臨みます。

前線に入った豊嶋のスピードは新潟守備陣も警戒は怠らず、二枚体制で裏をケア。簡単に豊嶋のスピードが使えないと見ると、中盤では#11内田、#19堀江、#8衣奈、#14亀井の四枚がうまくポジションを上下させながら前向きな状態でボールを保持。#4藤井と#27井上のスプリントを生かしにいきます。

後半15分。疲れの見えた堀江に代えてチームキャプテンの#2大木を投入。残り30分、勝ち越し点を狙うため、チームにブーストをかけます。


新潟の風、最後に吹いたのは・・・
上位を追いかけるためにもなんとしても勝ち点3の欲しいつくば。後半に入ってより安定したビルドアップから、左サイドを中心に徐々に新潟を押し込みます。

左サイドの深い位置までボールを運ぶ回数が増え、新潟の最終ラインはずるずるとゴールに近い位置まで押し下げられます。ペナルティエリア内を固めることで、DFとMFの間には大きな空間が生まれます。そこにつくばの#8衣奈や#14亀井が入り込み、シュートまで迫りますが、決め切るところまではいけません。

このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム。ドラマが待っていました。

右サイドの高い位置で#27井上がボールを持つと、中央にいる#10豊嶋にアーリークロス。これを豊嶋は相手に捕まりながらもカバーに入っていた亀井に預けます。受けた亀井も万全の体勢ではありませんでしたが、自身の後方に広がっていたスペースにボールを流します。そこに待ち構えていたのはキャプテンの#2大木!ゴールまで30mほど距離がある中、その左足からはGKも反応が遅れるまさに地を這う弾丸シュートが放たれ、そのまま新潟ゴールに突き刺さり、勝ち越し点をゲット!!

キャプテン大木のあまりにも貴重な一点で新潟を突き放し、このまま2-1で試合終了。

先制しながらもセットプレーで追いつかれるという、試合内容も決して楽なものではなかったですが、最後の最後にチーム全員の想いを、キャプテンがその左足に乗せ、勝利を掴み取ることができました。これで3位に勝ち点差2と迫ることに成功しました。

この試合、守備は全員が役割を90分間やり抜き通すことができ、相手に自由を与える時間を少なくすることができたと思います。このプレーの基準を落とすことなく次につなげていかなければなりません。
攻撃面は、簡単に失わない、味方に渡しきるといった個人のクオリティの部分にさらにこだわり、ゴールに迫る場面、決め切る場面を増やしていけるようまた準備していきます。

雨風が強く吹き荒れ、気温も寒い悪天候の中での試合となりましたが、それを吹き飛ばすほどの熱い応援ありがとうございました。上位進出を狙う上で、まだまだ落とせない戦いが続いていきます。チーム一丸となり残り5試合、勝ち抜いていくための準備をしていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第10節
VS新潟医療福祉大学女子サッカー部
前半:1-1(19分 #26小田切)
後半:1-0(45+1分 #2大木)
合計:2-1






リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#6川原
MF
#2大木
#22 菊池
FW
#10豊嶋

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第11節
VS常盤木学園高等学校
6月22日(土) 13時K.O@相馬光陽サッカー場  
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2019年06月14日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.22 レディース#20 小里 捺雌

今回ブログを担当させていただきます。
つくばFCレディース背番号20番小里捺雌です!よろしくお願いします!

もう少しで父の日なので今日は私の父について話したいと思います!

私の父は1974年12月6日生まれのO型です!おとなしい性格ではありますがなんでもできるお父さんです!
そんなお父さんの良いところを箇条書きで紹介したいと思います!
・サッカーが上手
・スケートボードが上手
・サーフィンもできる
・洗濯物もやる
・掃除をこまめにやる
・毎日朝走っている
・夜遅くまで仕事をやる
・家族を支えてくれている
・シンプルに頭が良い
少し考えただけでもたくさん出てきだのでこの辺でやめておきます笑

私はこんなお父さんが大好きで仕方ありません!
※決して、ファザコンではありませんよ
また、とても尊敬しています!
今までたくさんサポートしてもらったのでプレーで恩返しできるように復帰に向けて頑張りたいと思っています!



話は変わりますが、いつもサポートしてくださっているスポンサーの方を始めサポターの皆様、暖かい声援をありがとうございます!
その声援に応えられるよう精一杯頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします!

《試合情報》
6/16(日)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第10節
つくばFCレディース vs新潟医療福祉大学
11:00キックオフ
@新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ(人工芝)

6/16(日)
全国社会人サッカー選手権大会関東予選 代表決定戦
ジョイフル本田つくばFC vs ブリオベッカ浦安SC
13:30キックオフ
@ひたちなか市総合運動公園陸上競技場


☆次回ホームゲームはアベック開催!!
つくば市民特別招待(無料)の日となっております。
詳しくはこちら
  
Posted by つくばFC at 15:56Comments(0)レディース

2019年06月10日

【マッチレポート】6/8(土) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第9節

2019年6月8日 プレナスチャレンジリーグEAST第9節
VSFC十文字VENTUS戦 @セキショウ・チャレンジスタジアム  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

6月8日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第9節の結果についてお伝えします。


流れを断ち切るつくばの快足
前節アウェイで黒星を喫し、リーグ2巡目に入り3連敗と苦しむつくばFCレディース(以下つくば)。上位進出を狙う上で、何としても勝ち点を得たい今節は目下リーグ戦無敗、首位を独走中のFC十文字VENTUS(以下十文字)をホームに迎えての一戦となりました。

十文字はここまでと同様3-4-3の構え。テクニックとスピードを兼ね備えた前線の選手を生かすため、DFラインの選手がボールを持つと、両WBの選手がコートの一杯に幅を取ります。相手が開いたサイドに対応すれば、中央で、中央を警戒するようならそのままサイドで攻撃を構築し、攻撃において常に位置的優位を保ちながらその圧倒的な攻撃力でゴールに迫ります。

迎え撃つつくばはここ2試合で取り組んでいる3-4-3の構え。奇しくもミラーゲームとなりました。つくばの守備の狙いは十文字のサイドの選手に強烈なプレッシャーを掛けること。その為、WBには左の#4藤井、右の#27井上という守備において高いインテンシティを発揮することのできる選手を起用。前線の#7原島、#10豊嶋、#11内田でパスコースをサイドに限定し、十文字のWBにボールが入ったところで攻撃の芽を摘みにいきます。

メンバーには前節コンディション不良で欠場していた#1中橋と#8衣奈が戦列復帰。衣奈がボランチに入ることにより、内田のポジションが一列前になり、よりゴールに近い位置から攻撃の組み立てに参加します。

ここ数試合、開始直後の失点が続いているつくばですが、この日は高い集中力を見せ、十文字ゴールに迫ります。
前半10分。左サイドで#9廣田、#7原島、#4藤井が的確なポジショニングと堅い守備でボールを十文字の左CBの選手まで追い返すと、ここにも原島が前から、#10豊嶋が背後からプレッシャーをかけにスプリント。相手はこれに慌てたのか、下げられたボールをコントロールミス。この隙を見逃さなかったのはつくばの豊嶋!ボールを奪うと、後ろに残っていた選手もあっさりと自慢のスピードでかわし、GKとの1対1に。これをゴール右隅に流し込み先取点をゲット!!ここまでの悪い流れを断ち切るエースの一発で展開を有利なものとします。


ハマった守備、乗ったエース
この試合のつくばは準備してきた守備がしっかりと機能します。サイドを起点にゲームを組み立てる十文字に対し、つくばはミラーで人を配置することで全体のコンパクトさを保ち、そのサイドを完全に封鎖。十文字に前進を許しません。

中央に入ったボールは中盤では#8衣奈と#14亀井が、最終ラインでは#9廣田、#26小田切、#28小島がボールに対して強く当たり、楽な体制を作らせません。特に最終ラインは、なでしこリーグでプレーしていた十文字の選手に対しても全く引けを取らず、チーム全体でハイレベルな守備を構築します。

迎えた前半39分。コンパクトに構築された守備で、右サイドで#28小島がボールを奪うと、カバーに入っていた#27井上に一旦預けます。井上は相手が前がかりになっていると見るとこれを前線にフィード。前に一枚残っていた#10豊嶋をターゲットに狙います。しかし十文字も豊嶋に対し2枚でマーク。跳ね返されるかと思われましたが、この日は雨で地面がスリッピーな状態に。バウンドで伸びたボールに対し、マークについていた選手2人とも目測を誤り、これが豊嶋への絶好のスルーパスに!

裏に抜け出した豊嶋に追いつける選手などいるはずも無く、またしてもGKと1対1の展開に持ち込むと、これも冷静に決めきり追加点をゲット!!待望の追加点を欲しい時間帯に取るまさに10番の仕事をきっちりこなし、前半を2-0で折り返します。


牙を剥く首位の力
前半を理想的な展開で終え、残り45分。しっかりとゲームを締めくくりたいつくばでしたが、ここまで圧倒的な力でリーグ戦を進めてきたチームとの一戦。そう簡単に終えることはできません。

後半10分。中盤でボールを失うとそのまま右サイドに持ち込まれ、逆サイドにいたフリーの選手にクロスを上げられます。戻りながらの苦しい守備になり、全員がボールウォッチャーとなり、懸命なシュートブロックに入るもこれを再び右サイドに振られ、走り込んだ選手に合わせられ失点。スコアを2-1とされます。

流れを引き渡したくないつくばですが、得点から十文字は同点弾を狙いに畳み掛けます。相手の圧力が増したことで、前半かかっていた前線からのプレスをかけ切ることができず、常に自陣に押し込まれ続ける苦しい展開に。クリアボールも相手に拾われ続け体力の消耗する時間が続いてしまいます。

なんとか耐え凌ぎ続けたいところでしたが、後半23分。前からボールを追い続けるも躱され、再び右サイドを崩されると中央へクロス。中では#9廣田が対応を図りましたがクリアが#1中橋との連携も合わず、マークについていた相手選手の足元へ。これを押し込まれ2-2同点に追いつかれてしまいます。


振り抜いた左足、掴んだ勝利
同点に追いつかれ、心理的にも難しい展開となってしまったつくばでしたが、この試合はここから、もう一段ギアが上がります。前線の守備が強度を取り戻し、前からしっかりとプレッシャーがかかり始めると、全体のラインも押し上がり、高い位置からボールを奪いに行けるように。奪ったボールを#10豊嶋を中心とした前線の選手に預け、ショートカウンターを狙いに行きます。

ボールを持つ十文字、奪って速攻を狙うつくばの一進一退の攻防が続く中、先に変化をつけたのは十文字。この日#26小田切の前に思うようなプレーができなかったスピードタイプのFWをポストプレイヤータイプに交代。競り合いで溢れた裏を狙いますが、つくばは制空戦も相手には渡さず、追加点を許しません。

このまま終了になるかと思われた後半43分。
前線から果敢にボールを追い続けると相手のパスミスを誘い、これを#4藤井がカット。前にいるDFと1対1を仕掛けると、縦に突破を図ります。相手は中からシュートコースまでケアをし寄せてきますが、藤井はドリブルで一瞬タイミングを外すとそのまま左足を振り抜きます!これが美しい曲線を描きながら、逆サイドネットに吸い込まれるまさにゴラッソと形容するに相応しいゴールに!!

藤井の在籍5年目にしてチャレンジリーグ初ゴールとなる貴重な勝ち越し弾でスコアを3-2にし、ロスタイムも戦い抜きそのまま試合終了。ここまで無敗の十文字に初黒星を与え、今シーズン待望の2勝目。新潟医療福祉大学と順位が入れ替わり4位に浮上することに成功しました。

前半は狙い通りの試合運びに成功し、リードを奪うものの、後半の入り方にはまだまだ課題があります。90分間通して変わらぬクオリティでパフォーマンスを発揮できるよう、トレーニングから改善していく必要があると感じました。

それでも2点差を追いつかれるという精神的にも厳しい状況で、選手は誰一人後ろ向きにならず、前から勇敢にボールを取りに行ったことで、首位に食らいつき、追い越す展開に持ち込めたと思います。ここからの6試合、一瞬たりとも緩めることをせず、上位に離される事なく、リーグ戦を戦い抜いていきたいと思います。

時折雨も降る、寒い中での試合となりましたが、たくさんの応援ありがとうございました。サポーターの皆様の応援のおかげで、厳しい試合を戦い抜くことができました。次節はアウェイでの戦いとなりますが、変わらぬご声援、応援お願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第9節
VSFC十文字VENTUS
前半:2-0(10分、39分 #10豊嶋)
後半:1-2(42分 #4藤井)
合計:3-2






リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#6川原
#16三浦
MF
#2大木
#19堀江


(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第10節
VS新潟医療福祉大学
6月16日(日) 11時K.O@新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ(人工芝)  
Posted by つくばFC at 09:23Comments(0)レディース

2019年06月07日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.20 レディース#16 三浦 ひかる

こんにちは。今回ブログを担当させていただく#16番DFの三浦ひかるです。よろしくお願いします。
つくばFCに在籍して2年目となりましたが、ブログを書くのは初めてなので軽い自己紹介からさせていただきます!



出身地:山梨県
生年月日:1995.08.24
職場:広瀬医院2階「conditioning station FINE」
(運動指導をしています!)
前所属:新潟医療福祉大学
あだ名:えびす
(蛭子能収に似ているらしいです、、、認めたくありませんが、、、)


ではでは、次は少々突っ込んだ自己紹介も!笑
私事ではありますが、
私は、「成人still病」と「若年性特発性関節炎」という病気を持っています。
高校3年生の時に突然発症し、現在もこの病気と付き合いながらサッカーをしています。
2週間に1度の点滴と毎日の服薬でプレーが出来ている状況です。
全く隠していた訳ではありませんが、言う機会もなかったので、、!

発症から2年半程は走ることさえも出来ない状態で、
復帰できるかも分からないと言われていました。
良くなりかけた所でまた悪化したりと、
全く先の見えないトンネルを走り続けた感覚です。
しかし、少しずつですが良くなり、
大学3年生の時にやっとの思いで復帰する事が出来ました。

なぜこのような話をさせてもらったかというと、
誰かが無理と言おうが、医者が分からないと言おうが、
叶えたい、達成したいという自分自身の想いと
信じて地道にやり続ける、前に進み続けることが
現実を変えるのかな。なんて思います。

何度もサッカーをやめちゃえば楽なんだろうなーっと思いましたし、
やっぱ無理だろう。と弱気になったこともあります。
でも、今はサッカーを諦めなくてよかったなと心の底から思います。
サッカーが出来るという、当たり前にみえるけど、当たり前じゃない日々に感謝しながら、
毎日努力していきたいと思います!
復帰出来たことがゴールではなく、選手としてもっと成長していき、
チームの勝利に貢献したいと思っています!

せっかくブログを書くのであれば、自分にしか書けないようなものにしようと思い、
経験してきたことを通して感じた事を書かせて頂きました。
読んでいただき、ありがとうございました!


最後に!
今年、日本航空高校時代の後輩が二人も加入してくれました!
1年後輩の梨紗(#17)と優里花(#21)です!
また一緒にサッカーすることができ、嬉しく感じています!


(ぜひ、3人の姿を探してみてください!全く変わっていません!)


(高校3年間走り続けた素晴らしい滑走路も載せておきます、、笑)


これからも、つくばFCの応援をよろしくお願いします!


《試合情報》
☆女子ホーム戦!
プレナスチャレンジリーグEAST第9節
6/8(土)13:00キックオフ
つくばFCレディース vs FC十文字VENTUS
@セキショウチャレンジスタジアム

☆男子全社予選スタート!
全国社会人サッカー選手権大会関東予選2回戦
6/9(日)13:30キックオフ
ジョイフル本田つくばFC vs 早稲田大学ア式蹴球部FC
@RKUフットボールフィールド

  
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2019年06月03日

【マッチレポート】6/2(日) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第8節

2019年6月2日 プレナスチャレンジリーグEAST第8節
VSノルディーア北海道戦 @札幌サッカーアミューズメントパーク マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

6月2日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第8節の結果についてお伝えします。

次の一手、見据える成長
リーグ戦も半分を終え、直近の試合で2連敗と足踏みをしているつくばFCレディース(以下つくば)。連敗脱出を図るべく、アウェイの地でノルディーア北海道(以下ノルディーア)との一戦に臨みました。

ノルディーアはここまでと変わらず4-4-2の構え。後ろでは165cm越えの両CBが構え、前線ではテクニックのある選手がボールを収め、起点になりスピードのあるサイドの選手に展開することで攻撃を組み立てます。

一方のつくばはこの試合フォーメーションを3-4-3に変更。守備においてはサイドの選手が前に出た裏に一人ではなく、二人カバーがいる状況を作り出すことにより、ポジションごとの守備の役割を明確にします。攻撃に転ずれば、両WBの選手はこれまでよりも一つ高いポジションを取ることで、相手のサイドの選手をピン留めし、守備の基準を作らせず、位置的優位を保ったまま前進を図ります。

この日はGK#1中橋がコンディション不良のため、#21高橋がチャレンジリーグデビュー。1トップには#10豊嶋が入り、両WBは#4藤井と#27井上という前に強く出ることのできる選手を起用し、サイドの制圧を狙います。

新たなチャレンジをスムーズな形で挑みたかったつくばですが、今シーズンの課題である立ち上がりにまたしても隙を見せてしまいます。

前半8分。左サイドからのCKを与えると、ゴール前での長身の選手へのケアを重視するあまり、クイックリスタートに対する意識が散漫に。フリーな状態でのショートコーナーのリスタートを許すと、ボールへの対応が遅れそのままシュートへ持ち込まれ失点。前節、前回の対戦と同様に早い時間であっさりと先制点を許してしまいます。


克服した課題、新たな課題
先制を許してしまったものの、慌てることなく、取り組む課題を一つずつこなし、得点を返していきたいつくば。フォーメーションこそ変わりはしましたが、基本的な攻め方は変わりません。GKからボールを丁寧につなぎ、相手のラインをポジションとパスのスピードで突破し、守備陣形のズレを生み出し、ゴールまでボールを運びます。

これまでの2CBの形から、DFラインの中央にも選手のいる3バックの形に変わったことにより、ビルドアップ時にDFラインに幅が生まれ、相手の1stラインをボールホルダーが前向きの状態で突破する回数が増加。いい状態でボールを運んでくる選手たまらず飛び出した傍のスペースや、より高い位置での中間ポジションで前線の選手がボールを受けることができ、効果的な攻撃の構築に幾度となく成功します。

前線へボールを優位な状態で運ぶことには成功し、#4藤井と#27井上が持ち前の突破力を生かすことで、サイドを起点に押し込む展開も増えるつくばですが、ゴールにはなかなか迫れません。ゴール前に人数をかけることができず、攻めきれないシーンが続いたり、技術のミスが重なり、シュートまで持ち込めなかったりともどかしい時間が続きます。

それでも迎えた前半37分。つくばの左サイドからのCK。キッカーは#7原島。蹴り出されたボールはゴールエリア中央で待ち構えていた#28小島の元へ一直線に飛んでいきます。小島は厳しいマークに遭いながらもこれをヘディングで押し込み同点弾をゲット!小島の移籍後初ゴールで同点に追いつきます。

前半を同点で終えたいつくばですが、終了直前にゴール正面からのFKのピンチを迎えます。直接ゴールを狙って蹴り出されたキックは壁の横を抜け、ゴール右隅へ。しかしここは#21高橋のビッグセーブでゴールを許さず前半を同点で折り返します。


続かなかったチームとしての強度
前半を同点で終え、逆転を狙いたいつくばですが、後半は苦しい展開が続きます。

前半、高い位置を取り続けることで優位に立っていたサイドが、相手のMFラインの前でボールを受ける回数が増え、ビルドアップに人数をかけているものの、相手を剥がすまでにはいかない時間が続いてしまいます。

全体のラインが後ろに寄ってしまうことで、前半はつくばボールにできていたルーズボールを拾える回数も減り、ノルディーアの2次、3次攻撃を受けてしまう苦しい展開に。#26小田切、#28小島、#9廣田のDF陣に加え、#14亀井、#11内田のボランチの選手も懸命の守備を見せ、耐え凌ぎますが、後半31分、一瞬の間に裏を取られ失点。ついに追加点を許してしまいます。

なんとか追いつきたいつくばでしたが、前がかりになった裏を取られ、後半33分にも失点。さらにその4分後にはCKからも失点を重ね、結果的には1-4で試合終了。

前半に攻撃の形を見出すものの、ここ数試合続く試合の入り方と、押し込まれた時、チームとしてどう立て直すか、どこにボールを落ち着けるのかといった課題が残る試合となってしまいました。

次節はホームで首位を独走するFC十文字VENTUSを迎えての一戦となります。なんとしても連敗の流れを断ち切り、サポーターの皆様に勝利を届けることができるようまた準備をしていきますので、引き続き熱い応援をお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第8節
VSノルディーア北海道
前半:1-1(41分 #28小島)
後半:0-3
合計:1-4





リザーブメンバー

DF
#16三浦
#6川原
MF
#19堀江
#23井上(佳)
#22菊池

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第9節
VSFC十文字VENTUS
6月8日(土) 13時K.O@セキショウチャレンジスタジアム   
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2019年05月27日

【マッチレポート】5/26(日) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第7節

2019年5月26日 プレナスチャレンジリーグEAST第7節
VS常盤木学園高等学校戦 @セキショウ・チャレンジスタジアム マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

5月26日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第7節の結果についてお伝えします。


高校年代2連戦、仕掛け合う駆け引き
前節、今シーズン初黒星を喫したつくばFCレディース(以下つくば)。去年からの成長を見せる意味でも連敗は避けたい今節は、リーグ戦未だ勝ち点無しと苦しんでいる常盤木学園高等学校(以下常盤木)をホームに迎えての試合となりました。

常盤木はこれまでと同様3-2-4-1の布陣。前節からはメンバーを一人入れ替えているものの、キック力の高いCB陣が裏を狙い、スピードのあるFW、キープ力のあるMFにボールを運び、一気にゴールまで迫ります。

対するつくばは、前回の対戦でも使用した4-2-3-1で構えます。相手の中盤の枚数が多い中で、ダブルボランチを用いることで、同数の状況を作りやすくし、相手のプレスをかいくぐりながら、前進を図ります。メンバーには#14亀井がボランチで第2節以来の先発復帰。#7原島もスタートに返り咲き、離脱していた選手たちがピッチに戻ってくるという明るい材料も揃え、勝利を目指します。

スコアはいきなり動きます。
前半3分。#28小島が常盤木の縦パスに強烈に前にプレスをかけますが、奪うまでには至らず。うまく相手に繋がれ、小島が出た裏のスペースカバーが遅れ、常盤木の二列目の選手にうまく使われてしまいます。

抜け出した選手はそのまま中へグラウンダーのクロスを上げると、逆サイドに走り込んでいた選手にこれをうまく合わされ失点。開始早々に先制を許してしまいます。

失点を喫したものの、返す時間は多く残されているつくば。焦らず攻撃を構築していきたいところですが、DFラインから中盤にかけてのリズムがこの試合は上手く生まれません。前節の対戦も含め、ここ2年間の常盤木は前線を1トップで追いかけていましたが、この試合はインサイドハーフのどちらかが前に押し出し、2枚で追いかける形を取ってきます。

つくばがビルドアップを後ろから試行してくることを踏まえての対抗策を打ってきます。この相手に対し、#28小島、#26小田切、#8衣奈、#14亀井の中央の選手はポジションを細かく上下に入れ替え、ボールを引き出すことで打開を図りますが、ピッチ中央での守備にストロングポイントを持つ常盤木は簡単には崩れません。

後ろがいい状態でボールを保持できる機会が少なくなることで、前線の#10豊嶋や#19堀江は低い位置で相手を背負った状態でボールを受ける場面が増えてしまい、攻撃に閉塞感が生まれてしまいます。


見せつけあうストロング
前線にボールが入る機会が少なくなり、自陣でプレイする時間が多くなっていくつくば。
前半36分。常盤木の攻撃を跳ね返し続けていましたが、追加点を許してしまいます。

左サイドの深い位置まで持ち込まれ、コートの左に人数を寄せられてしまいます。一度は奪うものの、クリアが小さくなり、再び常盤木ボールに。ボールを受けた選手は、前が混雑していると見ると、逆サイドに展開。これを受けたのは世代別代表にも選ばれている、常盤木の10番。

受けたボールを右脚一閃振り抜くとこれが#1中橋の上からゴールに向かって落ちてくる鮮やかなミドルシュートに。中橋も賢明なセーブを見せますが届かず失点。スコアを0-2とされてしまいます。

なんとか前半に1点でも返したいつくばはここで選手も配置を変更。#10豊嶋を1トップに置き、#19堀江が右サイドに。#14亀井をトップ下に上げ、#11内田がボランチに下がります。すると豊嶋が持ち前のスピードで鋭い抜け出しを見せ、相手の最終ラインを切り裂くシーンが増え出します。

迎えた前半41分。小島が前線にボールを送ると、豊嶋がうまく抜け出し相手CBを置き去りにし、GKと1対1に。これを冷静に流し込み自身今季2得点目となるゴールをゲット!スコアを1-2とし前半を終えます。


コートに潜む様々な敵
1点差に迫り、後半を迎えることに成功したつくば。前半終了時の配置から、#14亀井と#7原島の配置も入れ替え、より前線に圧力のかかる状態で同点を狙います。しかしこの日は環境もつくばに味方をしません。今年一番の暑さでコート内の温度は30℃を超え、選手たちの足もこれまでより早く止まりだします。また、判断に必要な思考も止まりだし、前半の終盤のような場面を作り出せません。

後半15分。左サイドで相手に入れ替わられてしまうとそのまま、中へクロス。1失点目の再現のような形を喰らってしまい、この日三度の失点。高校生の運動量についていけなくなりつつあった中で、再び2点差とされてしまいます。

1点ずつ返していきたいつくばですが、#10豊嶋の裏への抜け出しも鳴りを潜め、常盤木の最終ラインを突破できません。

このまま1-3で試合終了。相手のつくば対策に暑さも重なり、自分たちの形を発揮できないままで90分間を終えてしましました。これからの試合は夏場を迎えますので、暑さはスタンダードなものとし、厳しい中でどれだけ踏ん張って、自分たちが積み重ねてきたものを表現できるのかが大きな課題となりました。

35℃越えの非常に暑い中での試合でしたが、その暑さに負けないたくさんのご声援ありがとうございました。これで2連敗となってしまいましたが、リーグ戦はあと8試合残っています。まずは連敗のストップ、勝ち点の獲得、そして1つでも多くの勝利をサポーターの皆様に届けられるようまた取り組んでいきますので、引き続き応援お願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第7節
VS常盤木学園高等学校
前半:1-2(41分 #10豊嶋)
後半:0-1
合計:1-3





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#4藤井
#6川原
MF
#2大木
#23井上(佳)

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第8節
VSノルディーア北海道
6月2日(日) 11時K.O@札幌サッカーアミューズメントパーク  
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2019年05月21日

【マッチレポート】5/19(日) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第6節

2019年5月19日 プレナスチャレンジリーグEAST第6節
VSJFAアカデミー福島戦 @時之栖スポーツセンター裾野グラウンド天然芝 マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

5月19日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第6節の結果についてお伝えします。


第2クール突入、試される力
リーグ開幕から5試合を消化し、第1クールを終え、1勝4分けの3位に着けているつくばFCレディース(以下つくば)。第2クールの初戦は、前回スコアレスドローに終わったJFAアカデミー福島(以下福島)とアウェイでの対戦となりました。

福島はこれまでと変わらず4-4-2の構え。メンバーや配置に変化はあるものの、基本的な戦い方は変わらず。足元の技術の高いCBの選手の後ろからのロングフィードに、スピードあふれる前線の選手が反応し、シンプルにゴール前までボールを運びます。守備も前回同様プレスを前線からかけてくるのではなく、コンパクトに3ラインを保ち、相手を引き込むことで入ってきたところに人数をかけ、ボールを奪います。

つくばもフォーメーションは変更せず、4-1-4-1の構え。最終ラインからのビルドアップで相手の1stラインを剥がし、受け手の選手が相手に対し位置的優位を保つことで効果的かつ効率的な前進を目指します。メンバーには左SHに#4藤井が4試合ぶりの先発出場。リザーブには#14亀井も4試合ぶりに怪我から復帰し、戦い方に厚みを保つことができる状態でゲームに臨みます。


狙い切れなかった攻撃
ゲームは序盤から想定された通り、ボールをキープするつくば、奪ったボールを素早く前線に送り、速攻を繰り出す福島という展開に。福島のプレスが最終ラインにかからないと判断すると、#27井上、#28小島、#26小田切、#9廣田のDF陣とGK#1中橋はボールを素早く動かすこと、またポジションを細かく取り直すことで福島の1stライン突破にかかります。

右サイドでは井上がポジションを中寄りに取ることで、2トップ横の起点となります。この井上にボールが渡ることを嫌い、福島がディフェンスの意識を中に向ければ大外のスペースにいる#10豊嶋がフリーに。バランスを崩さなければ、井上がそのまま前進し、福島の選手を前へと引き出します。

左サイドでは#4藤井と#9廣田が上下の入れ替わりを起こし、相手を撹乱。そこに#8衣奈が関わることで、より人の動きに流動性が生まれ、縦へのパワーを増しながら崩しにかかります。

開始から狙いの見える攻撃を展開したつくばでしたが、技術の精度やポジションの取り直しが遅れることが積み重なり、最後まで崩しきることが出来ません。さらに福島は豊嶋対策として本来FW登録の世代別代表選手を左SBにコンバート。相手の対策もうまくハマり決定的なシーンを作り出せません。

時間が経つにつれ、IHの衣奈や#11内田が低い位置で攻撃の組み立てに参加。テンポを生み出すことには成功しますが、前線の枚数が減ってしまい、#19堀江が孤立状態に。堀江の持ち味が出せない時間が長く続いてしまいます。

福島の攻撃はDF陣を中心になんとか跳ね返し続け、前半を0-0で終えます。


再び顔を覗かせた課題
HTにもう一度攻撃の狙いを整理し、後半に入ったつくば。前半の終盤、ようやくボールが入り、攻撃にリズムをもたらした#19堀江に替え、#3遠藤をそのまま1トップで起用。堀江同様、足元の高い技術で前線のターゲットとしての役割を担います。

しかし、後半7分。右サイドのスローインを跳ね返されるとそのまま突破を許し、クロスまで持ち込まれます。後ろ向きでの対応となった中央ではマークを見切れず、背後を取られ見事なループヘディングシュートを浴び失点。昨年から苦手としていた後半の立ち上がりにやられ、スコアを0-1とされます。

同点に追いつきたいつくばですが、基本的な戦い方は変えません。選手が降りることによって空いたポジションには上手く他の選手が入ることで、位置的優位性を失わず攻撃を展開していきます。前半よりも高い位置にいる選手の数が増え、攻撃に厚みが生まれます。前からのプレスの強度も1段階上がり、#10豊嶋が福島ゴール前でボールを奪い、シュートまで至るシーンを作り出すもこれは得点にはならず。

同点の兆しが見えた中ですが後半21分。再び右サイドを突破されると、#26小田切のスライディングは躱されシュートを浴びます。これは#1中橋が辛うじて触り、バーに当たりますが跳ね返りを押し込まれ失点。0-2とされてしまいます。


苦境の中で得たもの
追加点を奪われ、まずは1点を返したいつくばは後半25分。#4藤井に替え#14亀井を投入。亀井はアンカーに入り、#2大木を左SHに押し出す形で福島ゴールに迫ります。投入された亀井は福島2トップのギャップをうまく突き続け、狭いスペースでも前向きになることで、前線の選手にボールを供給。SBも高い位置を取ることでチームとしてより前がかりになる状況を作ります。

両サイドの選手がいい体勢からクロスを上げるシーンや、中央で人数をかけることが出来つつも、最後まで得点を奪えずに0-2のまま試合終了。

今シーズン6試合目にして初の黒星を喫してしまいました。

対人の守備は全く寄せ付けないものの、やはり裏を取られ、万全の状態から外されると跳ね返すのは難しくなってしまいます。シンプルに裏を狙ってくる相手に対してはより警戒してDFラインを構築していくことが必要であると感じました。

攻撃においては優先順位の確認、場面における共通理解が得られているのか、またトレーニングで確認し、改善を図っていきたいと思います。

遠く静岡まで熱いご声援ありがとうございました。この敗戦で崩れない、今年のテーマである「変化」をお見せできるよう次節に向け準備していきたいと思います。
引き続き応援お願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第6節
VSJFAアカデミー福島
前半:0-0
後半:0-2
合計:0-2





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#3遠藤
#6川原
MF
#22菊池
#14亀井

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第7節
VS常盤木学園高等学校
5月26日(日) 13時K.O@セキショウ・チャレンジスタジアム  
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2019年05月20日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.18 レディース#27 井上 愛(新加入)

はじめまして。
新加入の井上愛です。
背番号27番、ポジションはDFです。




まずは簡単に自己紹介させていただきます。

名前:井上愛
ニックネーム:オズ
生年月日:1996年11月29日
出身地:東京都
前所属チーム:筑波大学
好きな俳優:鈴木亮平

つくばFCレディースには、"井上"(かなさん#23)も"愛(あいさん#9)も2人いて、非常によくある名前で出来上がっているなと実感しています。
チームメイトからはオズと呼ばれているので、覚えていただけたら嬉しいです。

さて、私は音楽が好きです。
つくばFCレディースに加入してからこんなことがありました。

ある試合のバス移動の際。
私はいつも通り、両耳にイヤホン、片手にiPhoneのスタイルで音楽を聴いていました。
携帯ゲームをしている最中、ふと顔を上げた時、4〜5人のチームメイトの視線がこちらにありました。ん?
どうやら、ノリノリで口パクをしていたらしいです。
変なやつだと思われた終わった。笑

という感じで楽しくやっています。


最後に、私のモットーと座右の銘を紹介したいと思います。

モットーは、「ポジティブ」です。
何でも前向きに行こうよ!!ということです。

座右の銘は、「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」です。
かの有名な哲学者ニーチェの言葉です。



これからも、よろしくお願いします。


p.s. 旅行に行った時に、"ついマネしたくなっちゃうポーズ"の看板があったので、シェアしておきます。


  
Posted by つくばFC at 14:00Comments(0)レディース

2019年05月13日

【マッチレポート】5/6(土) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第5節

2019年5月11日 プレナスチャレンジリーグEAST第5節
VSFC十文字VENTUS戦 @セキショウ・チャレンジスタジアム  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

5月11日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第5節の結果についてお伝えします。


首位迎撃戦。狙いを持った守備
前節をアウェイで引き分けに終え、ホームに帰ってきたつくばFCレディース(以下つくば)。今節は目下4連勝中、10得点0失点とEASTの首位をひた走るFC十文字VENTUS(以下十文字)をホームに迎えての対戦となりました。

十文字の基本的な構えは3-4-3。人数を中盤に割き、常に相手のギャップを伺い、位置的優位を取り続けることで、MFとDFの2ラインにズレを生じさせます。相手が一つのズレに対応しようと飛び出すことで生まれたスペースを効果的に使い、ボールサイドに人数をかけることで、攻撃の厚みを生み出します。

圧倒的な攻撃力を誇る十文字に対し、つくばは前節から変わらず4-1-4-1で構え、守備の基準点をチームで明確にすることで対応を図ります。スターティングメンバーも前節から入れ替わりはなく、リザーブには#6川原が3試合ぶりに名を連ね、メンバーに入れなかった選手も含め、チーム全員で勝利を奪いにかかります。

ゲームは序盤から十文字がボールを持つ展開に。3バックがワントップの#19堀江をしっかりと剥がし、前向きの状態を作り、つくば陣地まで持ち込みます。

しかしこれはつくばの想定通りの流れ。IHとアンカーの#11内田、#8衣奈、#2大木の3人は中央をしっかりと封鎖。サイド寄りに侵入してきたCBに対し、#10豊嶋と#7原島の両SHが強烈にプレッシャーをかけ、これを合図に後ろの選手も一気にスライドを起こし、十文字の出しどころを潰します。

奪ったボールはアンカーの大木を有効的に使い攻撃に転じます。大木が受けることで相手を引っ張り出し、空いたスペースで内田と衣奈が前向きな体勢を作り、両サイド、中央と選択肢を複数持った状態で攻め入ります。


粘りの守備、落ちなかった強度
前節2失点を喫した序盤の時間帯はうまく守備も連動し、十文字の攻撃を抑えていたつくばですが、徐々に押し込まれる展開に。

守備で前に強く出る際の基準をはっきりとさせたいつくばに対し、十文字はボールから遠いサイドの選手も中に絞り、中央の選択肢をさらに増やします。これによりつくばの両SHが中も気にする必要が生まれ、結果ボールホルダーに対し、強く前にできることができず、ずるずると全体のラインが押し下げられます。

ゴール前で守備をする時間が増えましたが、ゴールは簡単には許しません。数的不利のサイドはでも、SHとSBの選手が上下動と連続して守備を行い、ボールカット。中央に侵入してきたボールは#26小田切、#28小島の両CBが力強い守備を見せれば、最後はGK#1中橋がシュートストップ。ポストにも助けられ、ゴールを守りきり、0-0で前半を終えます。


重なった想定外
なんとかペースを掴みたいつくばは、守備時にIHを一つ押し出し、前線は2人で追うようにプランを変更。ボールの移動方向を明確に制限することで、守備の役割をよりはっきりとさせます。

ボールに対し、前に出る選手がはっきりとしたつくばですが、この日はボールがなかなか落ち着きません。押し込まれることで外へ逃げるクリアボールが増えてしまいます。また、想定よりも強い強度でプレスをかけ、ハイラインを保つ十文字に対し、ビルドアップがうまく機能せず、ボールを持てる時間が少なくなり、苦しい時間が続きます。

状況を変えたいつくばですが、ここでアクシデントが。後半13分、FW#19堀江に代わって入った#13菊地が入って直後に負傷。交代を余儀なくされます。

菊地に代わって入るには#4藤井。藤井は左SHに入り、#7原島をFWに上げ、全体のバランスをとります。


負けられない戦い、執念のゴール
#4藤井は持ち前のスピードと守備能力を生かし、左サイドの強度を確保しますが、時間の経過と共に、チームとして十文字のテンポの良いパスワークに追いつかなくなってきたつくば。

後半33分。十文字DFラインからの縦パスで中央を割られ、その流れでボールはつくばの左サイドへ。対応に追われるも、後手を踏み、そのまま深い位置まで持ち込まれます。後ろ向きの対応を迫られ、且つ中の人数が手薄になり、空いたスペースに走り込むのは十文字の選手。中央フリーの状態からのシュートを決められ、先制を許します。

しかし今シーズンのつくばはここで力尽きません。
後半38分。右サイド深い位置で得たスローインを#27井上が素早くリスタートし、#11内田へ。内田は3人に囲まれながらもボールを#10豊嶋に預けます。これを豊嶋はダイレクトでセンタリング。中で#8衣奈が競ったボールがニアに溢れそこには#7原島が!背後からきたボールに対し、振り向きざまに右足を振り抜きゲット!!

原島の2試合連続ゴールでこれまで無失点を続けてきた十文字ゴールをこじ開け、スコアを1-1の同点とします。

その後、最終盤に十文字に攻め込まれるもこの試合耐え続けた守備意識が切れることなくこのまま試合終了。

十文字の連勝街道をストップし、得点を奪いこそしたものの、力のあるチームに押し込まれ、自分たちのやりたいサッカーを表現する時間の少ないゲーム展開となりました。

これで1巡目を終え、1勝4分け。負けなしの勝ち点7を得ました。次節からは2巡目となり、チームの力が本当の意味で試されてくると思います。
ホーム、アウェイ問わず熱い応援を届けてくださるサポーターの皆様、本当にありがとうございます。次節以降も変わらず応援のほどよろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第5節
VSFC十文字VENTUS
前半:0-0
後半:1-1(38分 #7原島)
合計:1-1

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第6節
VSJFAアカデミー福島
5月19日(日) 14時K.O@時之栖スポーツセンター裾野グラウンド





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#3遠藤
#4藤井
#6川原
FW
#13菊地  
Posted by つくばFC at 14:09Comments(0)レディース

2019年05月07日

【マッチレポート】5/6(月祝) 2019プレナスチャレンジリーグEAST 第4節

2019年5月6日 プレナスチャレンジリーグEAST第4節
VSノルディーア北海道戦 @札幌厚別公園競技場  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

5月6日行われました、プレナスチャレンジリーグEAST第4節についてお伝えします。


予想外の立ち上がり
開幕3戦を終え、1勝2分けの2位に付けたつくばFCレディース(以下つくば)。アウェイでの初勝利を得るべく、北の大地北海道に乗り込み、ノルディーア北海道(以下ノルディーア)との対戦となりました。

ノルディーアは初勝利をおさめた前節から変わらず4-4-2の構え。170cm越えのCBを含む馬力のあるDFラインを敷き、前線では2トップが縦関係になることでマークに捕まらず、バイタルでボールを受けたり、裏にフリーで抜け出す形を作り出します。

一方つくばはフォーメーションを第2節までの4-1-4-1に戻し、GKを含む最終ラインからのビルドアップでノルディーアを崩しにかかります。先発メンバーには前節チャレンジリーグデビューを飾った#19堀江が1トップで初先発。アンカーには#2大木が攻守の要として入り、試合に臨みます。

前半4分。いきなり得点が動きます。
右サイドでのノルディーアのスローインを右SBの#27井上が目測を誤り、背後を取られてしまいます。ダイレクトで挙げられた低いクロスに対し、中でマークに付いていた#9廣田も一瞬反応が遅れ、相手のFWにニアサイドで合わされ、失点。開始早々先制を許し、スコアを0-1とされます。

追いつきたいつくばですが、この試合は立ち上がりに集中力を欠いてしまいます。
前半7分。DFラインから蹴られたロングボールをはね返せず、バイタルエリアでのキープを許してしまいます。中央右寄りでキープしたノルディーアの選手はそのままダイアゴナルにスルーパスを供給。走り込んだ選手に対し、#27井上も懸命に対応しますが、深いアウトサイドフックで振り切られ、万全の体勢からニア上のシュートを浴び、失点。

前半10分経たずに0-2とリードを広げられてしまいます。


キャプテンの一撃
早いうちに1点を返し、試合の流れを引き戻したいつくば。失点はしたものの、最終ラインからのビルドアップで得点を狙いにいきますが、この試合はアウェイの洗礼を受けます。

芝が長めに整備されたグラウンドに加え、上空では強風が吹き荒れます。芝に勢いを奪われパスのスピードが上がりにくく、浮いたボールに対しては、受け手が落下点をうまく読めずコントロールしにくい環境となり、効果的な攻撃を連続的に行うことがなかなか出来ません。

流れを掴めないまま迎えた前半27分。つくばが反撃の狼煙をあげます。
右サイドからのスローインを#11内田が相手の守備が整う前に素早くリスタートし、#27井上に預けます。遅れてサイドに対応することで中央にいた#2大木がフリーな状況に。井上から受けた大木はそのまま思い切り左足を振り抜きます。
これが追い風にも乗り、ゴール左上隅に吸い込まれ、まず1点目をゲット!!

ゴールまで25m超えのキャプテンの見事なロングシュートでスコアを1-2とし、前半を終えます。


後半開始直後の鋭い一撃
差を1点に縮め迎えることができて迎えたハーフタイム。後半は向かい風側に立つこともあり、チームとしての戦い方をもう一度確認して、勝ち点を取りにいきます。

後半3分。最終ラインの#28小島から#2大木、#27井上、#19堀江そして#11内田とボールがテンポ良く縦に横にとつながり、ノルディーアの2ラインを完璧に突破。その後、内田からボールはフリーな状態の右SH#10豊嶋へ。縦への推進力で群を抜いている豊嶋は相手の左SBをあっさりと躱し、中へクロス。最終ラインからアタッキングエリアまで相手に一度もボールを触らせずにチャンスを作り出します。

中央では#7原島がCBの前に身体を入れ構えていましたが、後ろからチャージを受け、転倒。これがファウルの判定となりPKを獲得します。

この場面で、キッカーはファウルを受けPKを得た原島自身。これをゴール左に冷静に決め切り同点に!!原島にとって2年ぶりとなるゴールは、チームを救う値千金の同点弾となり、スコアを2-2のタイに戻します。

原島のゴールで後半早々同点に追いつくことに成功したつくば。その後は#28小島、#26小田切の両CBも本来のリズムを取り戻し、#2大木をうまく使いながらノルディーアの1stラインの突破を試みます。

前向きの良い状態でボールを受ける回数が増えたことにより、#8衣奈が2列目からの飛び出しを狙うシーンや、空いたスペースで#19堀江がリンクマンとなり攻撃に厚みを持たせますが、高さと強さを兼ね備えたノルディーアDFラインを崩しきるまでには至りません。


譲らなかったゴール前
両チーム共勝ち点3を得たいという思惑が強くなってきた後半の終盤。ノルディーアはシンプルに前線にボールを送り込み、人数を前にかけ追加点を狙います。

前線の運動量が落ち、ボールへのプレッシャーがかからなくなったつくばはノルディーアに押し込まれる展開に。それでも対人においては#28小島と#26小田切がしっかりと跳ね返し、裏に抜けたボールは#27井上が身体を投げ出してのクリアを見せるなど、寸前のところで粘りを見せます。

最大のピンチは後半42分、ノルディーアのFKから。ゴール前に放り込まれたボールに対し、GK#1中橋が一度は対応。パンチングを試みるも、クリアが小さくボールはゴール前にいたノルディーアの選手の前へ。これをハーフボレー気味にシュートし、ボールはつくばゴール目掛けて飛んでいきます。しかし、このシュートに対して、再び中橋が鋭い反応を見せ、ジャンプ一番右手一本でボールを搔き出すスーパーセーブ!全員が最後まで高い守備の意識を持ち続け、勝ち越しを許しません。

このまま2-2で試合終了。

早い時間帯で失点を許し、その後のなかなか流れを掴みきれない難しいゲーム展開となってしまいました。ゲーム序盤の入り方や、いかに早く自分たちのリズムを作り出すことができるのかといった、ゲームプランニングに課題を抱える結果となりました。

ただ、複数失点を重ねた後も試合に集中し続け、誰一人諦めることなく結果的に追いつき、最低限勝ち点1を奪うことができたのは、チームとして成長している部分ではないかと感じます。
次節は現在負けなし、無失点で首位を独走しているFC十文字VENTUSをホームに迎えての戦いとなります。この試合で得た課題を解消するべくまた準備を進めていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスチャレンジリーグEAST第4節
VSノルディーア北海道
前半:1-2(28分 #2大木)
後半:1-0(3分 #7原島)
合計:2-2





リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#3遠藤
#4藤井
MF
#22菊池
FW
#13菊地

(次節公式戦情報)
2019プレナスチャレンジリーグEAST 第5節
VSFC十文字VENTUS
5月11日(土) 17時K.O@セキショウチャレンジスタジアム  
Posted by つくばFC at 10:39Comments(0)レディース

2019年05月02日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.16 レディース#26 小田切 美咲(新加入)

皆様こんにちは!!
今シーズン関東学園大学から加入しました、
背番号26番DF小田切美咲です!よろしくお願いします!



少し自己紹介させて頂きます!

出身は東京都の豊洲とゆう所で最近築地市場が豊洲に移転した事で少し話題になった街です!
誕生日は3月17日で22歳になったばかりです!
餃子が大好物で、基本的にニンニクが入ってる食べ物全部好きです。割となんにでもニンニク入れる癖があります。。
珍しい物だと豚汁とかに入れます!え、と思うかもしれないですが、すごく美味しいので是非試してください。笑
という、どうでも良さそうな話はこのくらいで。

4月6日に26歳の誕生日を迎えた豊嶋選手(10番)に小さなケーキを持ってお祝いしに行きました!
ついでに誕生日でもなんでもない菊地選手(13番)にも一つ買っていってあげました。笑
一緒に写ってる緑の人は去年つくばFCでプレーしていた奥村選手です!



豊嶋選手とは同じ大学で私が一年生の時の四年生でした!
大学生の時からたくさん遊んで面倒みてもらい、現在は同じ職場で大変お世話になってます!
とても優しくて面白くて頼れる先輩です!

そんな豊嶋選手も含め、つくばFCレディースの選手の皆さんは面白くて優しくて本当にサッカーが上手です。
皆んなに追いつき置いていかれないよう、
そしてチームに貢献し活躍できるように、日々の練習に取り組み、頑張っていきます!

チャレンジリーグ第1クールが終了しました。
第2クールもがんばりますので、つくばFCの応援よろしくお願いします!

《次節試合詳細》
◇女子リーグ戦情報(※アウェイ)
チャレンジリーグEAST第6節
5/19(日)14:00キックオフ
vs JFAアカデミー福島
@時之栖スポーツセンター裾野グラウンド(静岡県)

◇男子リーグ戦情報(※アウェイ)
関東サッカーリーグ1部前期第5節
5/18(土)11:00キックオフ
vs 流通経済大学FC
@流通経済大学フットボールフィールド(人工芝)  
Posted by つくばFC at 11:19Comments(0)レディース

2019年04月29日

【マッチレポート】4/27(土) 2019プレナスチャレンジリーグ 第3節

2019年4月27日 プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第3節
VS常盤木学園高等学校戦 @セキショウチャレンジスタジアム  マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

4月27日行われました、プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第3節についてお伝えします。


2019年ホーム開幕戦
開幕から2試合を引き分けで終えたつくばFCレディース(以下つくば)。今シーズンのホーム開幕戦には、ここ2年1分け6敗と大きく負け越している女子高校サッカー界の強豪、常盤木学園高等学校(以下常盤木)を迎えました。

常盤木は去年から変わらず3-2-4-1 の構え。3バックに大柄でパワーのある選手を並べ、ロングボールでシンプルにつくばDFラインの背後を狙い続けます。一度相手陣地に押し込んだ後は、運動量溢れる前線の選手がボールを中に追い込むようにプレスをかけ、人数の多い中央でボールを奪いにいきます。

対するつくばは、フォーメーションを前節の4-1-4-1から4-2-3-1に変更。相手のプレスのかけ方を逆に利用し、空いたサイドや常盤木のMFラインとDFラインに選手を配置し、相手のプレッシャーのズレを生みだしながらゴールを目指します。メンバーにはチームキャプテンの#2大木が今シーズン初先発。DFラインには今シーズン加入した#26小田切がチャレンジリーグデビュー。前線では、前節出番はなかったもののトレーニングマッチで得点を挙げた#13菊地が返り咲きます。

スタートを切ったエース
試合は序盤からつくばがボールを持ち押し込む展開に。前からプレッシャーを掛けてくる常盤木に対し、つくばの両CB#26小田切と#28小島とGK#1中橋は冷静に対応。CB間の距離を開けすぎずに素早いパス交換を行い、前向きな体勢を作ることに成功。そこから供給されるボールに#7原島や#10豊嶋、#13菊地といった前線の選手がすかさずアクションを起こし、常盤木DFラインと駆け引きを起こします。

相手が極端に前がかりになっていると判断すれば、中橋が一気に2ライン先の#11内田へロングフィード。内田もこれをしっかりと収め、前を向き4対3の状況を作り出すことに成功します。

守備ではDFラインの裏にロングボールを供給してくる相手に対し、フィジカル、スピードで共に圧倒。SBの#9廣田と#27井上はボールホルダーと対面すれば強くあたり、常盤木の攻撃を封じ込めます。

向かえた前半25分。常盤木の縦パスを小田切が抜群の飛び出しでインターセプト。奪ったボールを内田に預け、カウンターに転じます。前を向いた内田は、前線にいた菊地に向けスルーパスを供給。しかしこれはオフサイドに・・・と思われましたが、レフリーはこれをボールに関与しなかったとしてスルー。誰もが足を止めた中、後ろからただ一人猛然と駆け上がっていたのはつくばの右SH豊嶋!相手DFをその快足で置き去りにし、GKと1対1に。これを冷静に流し込み先制点をゲット!

エースの今シーズン初ゴールでリードを奪い、前半は1-0で折り返します。


生かされた準備、得た追加点
後半も開始から流れはつくばに。

後半6分。#27井上が自陣の右サイドの深い位置でボールを奪うと、そのまま縦にフィード。これに#11内田が反応し、相手を2人引きつけます。広大な空間が生まれた中央には#13菊地がしっかりと走り込み、そこへボールが渡ります。菊地はコントロールし、シュートまで持ち込むもこれはGKのセーブにあい、得点には至りません。

つくばは立て続けに攻撃を仕掛けます。
後半9分。つくばの右サイドからのCK。開幕戦のスカウティングから、常盤木はゴール前の空中戦に弱いという情報を得ていたつくばの選手たちは、キッカーを左利きの#2大木に任せ、競り合いに強い選手たちでゴール前に密集を作ります。

インスイングで蹴り出されたボールは常盤木ゴール前へ。これを常盤木の選手たちは処理を誤り、オウンゴールに。結果としては相手のミスですが、キッカーの大木を始め、選手たちが共通の意識を持ったことで生まれたゴールで追加点を奪い、スコアを2-0とします。


アクシデントを乗り越え掴んだ勝利
徐々に天候が悪くなり、雨足が強くなることで、ゲームの流れも変化を見せます。
後半25分、前線で存分に運動量を発揮した#13菊地に替え、#19堀江を投入。堀江は入団3年目にして、公式戦初出場。チャレンジリーグデビューを飾ります。

後半28分。常盤木は左サイドの深い位置にボールを運び、マイナスにクロス。走りこんできた選手は思い切りよく左足を振り抜きシュート。大きな弧を描き、上からゴールに落ちてくるような軌道となりましたが、これは#1中橋が右手一本で弾き出し、その後も#26小田切が大きくクリア。常盤木に流れを渡しません。

後半33分。当然大きな雷鳴が響き、一時試合中断。1時間程中断したのち、試合再開となりますが、ここからの集中力が試される展開に。再開と同時に#2大木に替え#4藤井を投入。攻めの姿勢は崩さず、追加点を狙い続けます。

投入された藤井は前線からのプレスでボールを奪い、GKと1対1になるもこれはGKがナイスセーブ。ダメ押し弾とはならなかったものの、チャンスを自ら作り出します。

このまま2-0で試合終了。ホーム開幕戦で、複数得点を挙げ、勝利という結果を手にすることができました。

攻守において、トレーニングで取り組んでいたことが存分に発揮され、それに加え選手たちの状況に応じてプレーを決定するということが表現できた試合となりました。
雨が降り、途中中断となる、悪天候の中での試合となりましたが、再開後もすぐにスタンドに戻り、応援してくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。

次節はまたアウェイでの試合となりますが、引き続き応援よろしくお願いいたします。


試合結果
プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第3節
VS常盤木学園高等学校
前半:1-0(25分 #10豊嶋)
後半:1-0(9分 OG)
合計:2-0







リザーブメンバー
GK
#21高橋
DF
#3遠藤
#16三浦
#4藤井
FW
#19堀江  
Posted by つくばFC at 09:58Comments(0)レディース

2019年04月23日

【夢追うアスリート ~仕事もサッカーも両方、本気。~】vol.1 レディース#2 大木 汐




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〔Personal Data〕
#2 大木 汐(おおき しほ)
1993/7/2生まれ
星座:かに座
血液型:B型
職業:守谷市立守谷小学校 学習支援ティーチャー


つくばFCレディースに所属する選手たちのほとんどは、「働きながら」サッカーをしている。
職場はそれぞれ違う。だけど、共通しているのは、朝から夕方までフルタイムで働いているということ。
社会人として当たり前のことではあるが、「働きながら」サッカーをするということは、簡単ではない。

#2 大木汐 25歳。
つくばFCレディースキャプテン。

彼女も、「働きながら」サッカーを続けている選手の一人。

彼女の職場は、守谷市立守谷小学校。そこで2年前から学習支援ティーチャーとして働いている。

「守谷小学校は先生も子どもたちもみんな本当にあったかいんです。毎日の仕事にとてもやりがいを感じています。楽しい。」

大木の性格は、
「真面目」
「優しい」
「かわいらしい」

地球上の人類の中でも5番以内に入るだろうと思えるほど、優しい人間だ。
周りに気を遣うことができ、そんな中でも自分の意見を言える。(控えめだが・・)
マイペースながら、常に周りの人のことを考えいてる。
物事を深く考えているようであまり何も考えていないところは、意外ながらも彼女の良いところだ。つまり、楽観的。

「先生」という職業にはきっと合っているだろうなと思う。

「大木先生」は、日頃どんな仕事をしているのだろう。



大木先生の仕事は、「子どもたちの勉強のお手伝い」だ。

日差しが多く注ぎ込むこの教室には、つい先日入学したばかりの子どもたちがいた。

算数の授業。(図形の磁石が懐かしい。)
子どもたちが思い思いに作った図形の正体を、大木先生は嬉しそうに聞いてまわる。



「大木先生、見て、見て!」
「これはなぁに?」
「ソフトクリーム爆弾だよ」
「へぇ~!すごいねぇ!」



授業の合間に「れんらくちょう」のチェック。
手慣れた様子で、スピーディーだ。



片付けに手間取る子がいれば、少し見守ったあと、優しく手助けをする。



急なハプニングにも対応する。
「いつから?」
「昨日、お家にいたときから。」
「気になっていじっちゃったの?」
「うん・・・」
「よし!綺麗になった!もう治ってきてるからいじらないようにしなね。気になったらまた先生に見せにおいで」



1年生にとって、給食も初めての経験。
大木先生は持ち前の視野の広さで、子どもたちの動きを見ながら、サポートする。



給食の準備と並行して、食べる前に大切な、手洗い・うがい。
どんなときでも気を抜くことなく、真剣なまなざしで見守る。
さすが「真面目」な大木先生だ。



他のクラスのお手伝いも終え、ようやく子どもたちと一緒に給食を食べる。
大木のごはんを食べるスピードは、チームで1,2を争う遅さ。
しかしながら、大木先生は自分の殻を破り、驚異のスピードで昼食をすませていた。

「自分、仕事の時は食べるのめっちゃ頑張って早く食べるんですよ(笑)」



急いで食べ進めながら、「牛乳パックのたたみ方」を優しく丁寧に伝える。
大木のプレーの特徴でもある、「どんな状況でも冷静に丁寧にプレーできる」のは、こういった性格から来るものだろう。



大木を良く知るチームメイト#24肥留川海生は、「大木の仕事への想い」についてこんな風に語ってくれた。

「仕事に対しての姿勢が本当に素晴らしいです。子どもが大好き!責任感・正義感があって子どもたち一人ひとりのことをすごく考えています。どんな風に伝えるか、どんな風に聞くか、そういった接し方も大事にしていて、とても子ども想いです。自分に子どもがいたら、絶対に汐のいる学校に通わせたい。」

大木らしいこんな一面についても。

「ちなみに給食のソフト麺が大好きで。子どもたち以上に大はしゃぎですよ(笑)」


大木先生の毎日は、こんな風に子どもたちと成長しながら過ぎていく。
大木の夢は、「サッカー選手」であり、「学校の先生」なのだ。

「欲張りだと思います。やりたいこと、高めたいことを2つも追いかけることができることに感謝しています。
 サッカーでは毎日周りから刺激をもらって多くのことを吸収しています。チームとしても個人としても今より1つ上のレベルを目指していることにやりがいと充実を感じます。
 仕事に関してはまだまだスタート地点です。といっても経験を積むためにやっているわけではありません。子どもたちとは全力で向き合いたいし、なにより子どもたちにとって大切な“今”という時間を、私の経験という自分勝手なことのために削りたくないという気持ちがあります。子どもたちのことを考え、真剣に向き合った結果として、私の経験となればそれでいいと思っています。
“両方とも絶対に手を抜かない” 社会人になるときに決めました。これからも夢に向かって全力でぶつかっていきたいです。



大木にとって、「働きながらサッカーを続ける」ということ。

「大学を卒業するまでは、サッカーのことだけ考えていました。今は生活のために仕事をしなければいけない。けど自分は、今の仕事を好きでやっていて、“お金を稼ぐ”とか“働いてる”という意識ではないんです。それでも両立していれば、体が悲鳴をあげていたり、頭がパンクしそうになったりすることもあります。でも、それは一生懸命になれるものだからこそだと思います。サッカーに全力を注ぎながら、自分のやりたいことを仕事としてできることに幸せを感じています。」



どんなときも手を抜かない彼女のひたむきなプレーを、
そして、サッカーと同じくらい大好きなこの仕事を全うする大木 汐を、
これからも応援したい。


4/27(土)女子ホーム開幕戦!!
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Posted by つくばFC at 16:12Comments(0)レディース

2019年04月22日

【マッチレポート】4/21(日)2019プレナスチャレンジリーグEAST 第2節

2019年4月21日 プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第2節
VSJFAアカデミー福島戦 @時之栖スポーツセンター裾野グラウンド天然芝 マッチレポート


日頃からつくばFCを応援してくださり、ありがとうございます。

4月21日行われました、プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第2節についてお伝えします。

未来のスター候補たちとの対決
開幕戦を引き分けで終えたつくばFCレディース(以下つくば)。第2節の相手は育成カテゴリーにおいて着実に力をつけ、各年代の日本代表クラスの選手を数多く抱えたJFAアカデミー福島(以下福島)との対戦となりました。

福島はオーソドックスな4-4-2の並びで構えます。先発メンバーは前節に勝利を得た構成から変えず、長身かつスピードあふれる2トップが果敢にDFラインの背後を狙い続け、バックラインの選手からシンプルに前線にボールを供給してきます。守備になれば無理に前線からチェイシングはかけず、DFからFWまでの距離をコンパクトにし、攻め込んできたところにプレッシャーをかけ、ショートカウンターを目指します。

対するつくばは前節同様4-1-4-1の構え。ワントップの位置には、前節献身的な守備を見せてくれた#13菊地に変え、#7原島が今シーズン初先発。コンディション不良で出遅れていましたが、前線のキーマンとして虎視眈々と得点を狙います。つくばはこの試合、前節よりもボールを取りに行くラインを低いところに設定。スピードのある福島の2トップに対し、相手を引き込むことでDFラインの裏のスペースを消し、対応を図ります。

相手のロングボールに対しては、しっかりと構えたDFラインの選手たちが対応し、パスやドリブルで侵入してきた相手に対してはSHやIHの選手が制限をかけ、全体の守備が連動を開始し、前進を容易に許しません。


想定通りの攻撃、構築された守備
試合開始直後は福島がボールを持つ展開に。ボールを取りに行くラインを下げたことで、相手のCBはある程度時間に余裕を持ってボールを持つことができます。しかし、それはつくばの想定の範囲内。#7原島が少しずつボールホルダーに対しプレッシャーをかけ、サイドにつけられたボールにはSHが素早く対応。大きく蹴られたロングボールには、背後のスペースを消すことで前向きにしっかりと構えることのできたDF陣が慌てずに跳ね返します。

組織的な守備が狙い通り機能し、ボールを奪うことに成功したつくば。奪った後は前節と変わらず、DFラインからのビルドアップで福島ゴールを目指します。#3遠藤と#27小島と#14亀井の3人で、相手の2トップのプレスを無効化。亀井が前向きでボールキープができれば、SHの#10豊嶋や#9廣田が縦へアクションを起こします。これに対応することで生まれたスペースにIHの#8衣奈や#11内田が前向きでもらえる体勢を作り、全体の攻撃のスイッチが入ります。

狙いを持った守備、そこからの攻撃を展開しつつも、技術の精度であったり、全体のパスのスピードやプレーのテンポが合わない事で優位な状況を作りだせず、決定的な場面に至れずにいると、前半37分。福島のCKからピンチを迎えます。

ゴール前に入ってきたボールを大きくクリアできずにいると、ボールは左サイドに流れ、そこにはフリーの福島の選手が。GK#1中橋が懸命に対応するも、ボールはゴール向かって行きます。しかしそこに猛然とゴールカバーに入ったのは左SBの#4藤井!ゴール寸前のところでボールをストップし、中橋と共につくばのピンチをしのぎます。

前半終了間際にも福島の攻撃を受け、ゴール前まで迫られますが、シュートは枠外へ。

両者得点を挙げる事ができず、前半を0-0で終えます。


遠かったゴール・・・
後半、攻撃の要点を全体でもう一度確認して臨むものの、なかなか状況を打破できず。変化をつけるため、後半13分に右SBの#27井上に替え、怪我からの復帰を果たした#6川原を、後半14分には左SBの#4藤井に替え#2大木をと、立て続けに選手交代をし、得点を狙います。

フレッシュな選手が入ったことにより、全体の攻撃のテンポを落とすことなく攻め続けられることができたつくば。左サイドは替わった大木に加え、#9廣田と#11内田が。右サイドは同じく替わった#6川原と、#10豊嶋、#8衣奈がそれぞれ中心となり、タイミングを見計らって#14亀井も攻撃に参加し、福島を右へ左へと揺さぶります。

しかし、福島も簡単には崩れません。要所を締める球際での厳しいプレーであったり、個々のストロングポイントを存分に生かした守備で、攻め込まれた箇所は対応。中央も高身長の選手が待ち構え、ゴール前の門を閉ざします。

このままお互い決め手を欠けスコアレスで試合は終了。2戦連続引き分けという結果となりました。

攻撃において、相手に対し優位な位置でボールを受ける事がなかなか出来ず、相手にとって危険な位置までボールを運ぶ回数が少なくなってしまった事は、次節に向け改善が必要な課題となりました。

一方守備においては、前節カウンターへの準備が遅れ失点を期してしまいましたが、今節はゴール前の守備の意識がより一層上がり、GKの#1中橋だけでなく、全員が体を張ってゴールを守り、今シーズン初のクリーンシートで試合を終える事ができました。

2戦連続遠い地での試合となりましたが、応援に来てくださったサポーターの皆様、ありがとうございました。
次節も引き続き応援よろしくお願いいたします。


試合結果

プレナスなでしこチャレンジリーグEAST第2節
VSJFAアカデミー福島
前半:0-0
後半:0-0
合計:0-0

スターティングメンバー





リザーブメンバー
[GK]
#21高橋
[DF]
#6川原
#26小田切
[MF]
#2大木
[FW]
#13菊地  
Posted by つくばFC at 13:15Comments(0)レディース

2019年04月19日

【TOP選手ブログリレー2019】 vol.14 レディース#25 紺野 真優(新加入)

皆さん初めまして!
新加入、この前高校を卒業したばかりの18歳。
背番号25番FWの紺野真優です。



チーム合流を遅らせていただき福島の実家に帰り念願の免許取得!
毎日朝から晩まで通い、20日間という短期間で自動車学校を卒業。仮免許学科試験においては満点で合格することができました。
今まで自分は「早生まれって素晴らしいな。」と思いながら生きてきたのですが、今回ばかりはもう少し別の日に産んで欲しかったと母を恨みました(笑)
免許取得翌日の運転中の様子です↓↓↓



もう少しで車も納車になるので自転車ともさよならです。
事故を起こさないように気をつけます!

自分は怪我をしていて復帰まで時間はかかるのですが、リハビリ期間中に少しでも強くなって復帰後活躍できるように頑張ります!
応援よろしくお願いします!!!

《次節試合詳細》
◇女子リーグ戦情報(※アウェイ)
4/21(日)14:00キックオフ
vs JFAアカデミー福島
@時之栖スポーツセンター裾野グラウンド

◇男子公式戦情報
茨城県サッカー選手権兼天皇杯準決勝
4/21(日)11:00キックオフ
vs流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎
@ケーズデンキスタジアム水戸  
Posted by つくばFC at 12:51Comments(0)レディース