7/4(日)、全国社会人サッカー選手権大会本戦出場を決めて波に乗るジョイフルは、リーグ戦においても上位に食い込んでいくために勝ち点を積み上げたいところです。第10節の相手は流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎(以下、ドラゴンズ)です。

【戦評】
雨が降る中でのキックオフだったが水溜りなどはなくボールが非常に走る状態であった。
そのようなピッチ状態の中でも両チーム高い技術を発揮し、立ち上がりから丁寧なプレーをしていた。

ドラゴンズが少し押す展開となった前半立ち上がりの中で、積極的な仕掛けに対してジョイフルは落ち着いて対応していた。
FKやCKを獲得される場面はあったもののゴール前の固い守備を破られることはなかった。

前半20分にはサイドからのスルーパスで背後に抜け出されるが#1西尾の素晴らしいブレイクアウェイでピンチを防ぐ。
攻撃は#34加田から縦パスを入れてそのまま前向きに関わっていくことで厚みのある崩しを仕掛けようとする。

飲水後にはボールを保持する場面は続くものの、距離感のいいセットディフェンスからスイッチのタイミングを合わせ、ライン間や背後のスペースなど侵入させたくない場所にはボールを入れさせない。

しかし、前半41分、遠い位置でFKを獲得されると、質の高いボールが供給され、こぼれ球をボレーで押し込まれてしまった。

そのまま前半は終了し、0-1で折り返した。


後半は前半と違ってジョイフルがボールを保持する時間が長くなった。
セカンドボールを回収し、長短のパスを使い分けながら攻めることで主導権を握った。
また、後半10分にはいい位置でFKを獲得し、#25鈴木の質の高いボールを#34加田がヘディングで合わせるも惜しくも枠を捉えることはできなかった。

しかし、得点を決めきれずにいると後半16分、縦パスから前を向かれるとゴール前まで侵入され、横パスでずらされゴールに流し込まれてしまった。
攻める時間が多くなっていただけに痛い追加点を許してしまった。
0-2。

1点ずつ追いついていきたいジョイフルは後半28分、右サイドから侵入し、サイドに展開すると素早いグラウンダーのクロスから#31伊藤が押し込んで得点した。
1-2となった。

その後は追加点を目指すものの、決して焦って雑なプレーになるのではなく、ジョイフルらしいサッカーで、相手を動かしながらパスワークで崩しにいったがドラゴンズも固い守備ブロックを形成し、なかなか崩すことはできなかった。
最後まで追加点を目指したが、そのまま1-2で終了した。



たくさんのご声援ありがとうございました。
好調の流れのまま勝ち点3を獲得したい一戦でしたが、惜しくも敗北してしまいました。
混戦となっているリーグ戦を戦い抜くためには、目の前の１試合１試合を大切に貪欲に戦い続けることが重要だと思っています。
リーグ戦は続きます。
引き続き熱いご声援のほど何卒よろしくお願い致します。

｟次節案内｠
7月11日（日）16:30キックオフ
筑波学院大学Tフィールド（無観客）
vs Criacao Shinjuku