2012年08月06日

YUHEI コラム

はじめまして。
ジュニアユースOB(2期生)の山口裕平です。
現在、慶應義塾大学に通いながら様々な角度からサッカーを観て記事を書いています。
縁あって、自分を育ててくれたクラブの記事を書く事になりました。

初回は先日行われた
「茨城県サッカー選手権大会クラブ代表決定戦 つくばFCvs鹿島アントラーズ」
についてです。
ぜひご意見、ご感想をお寄せください。

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【止める蹴るの大切さ】

 サッカーは「1対1」と「止めて蹴る」の連続だ。この2つの基本技術が試合を大きく左右する。鹿島のような全国レベルのチームと戦う場合、「1対1」では高い勝率を見込めないため、「止めて蹴る」がより大切になってくる。
 しかし、相手のレベルに反比例して「止めて蹴る」の精度は低下する。厳しいプレッシャーをかけてくる相手に、普段どおりの技術を発揮するのは難しい。
 要因を「止めて蹴る」のみに求めることはできないが、スコアほどの実力差はなかったように思えた。

 ユース年代にもなればサッカーのレベルは高くなり、戦術も高度化する。しかし、全国レベルの鹿島を相手に痛感したのは、正確に「止めて蹴る」ことの大切さだった。

<チームに欠けている存在>
 全国レベルのチームからボールを奪うことは容易ではない。プレスをかけて追い込んだと思ってもスルリとかわされてしまう。鹿島のような強豪が相手ならば、たとえ奪えなくとも繰り返しプレスを続ける強い気持ちが必要だ。30度近い炎天下で90分間戦わなければならないのならばなおさらだ。

 しかし挑戦したことが失敗に繋がると、ミスを恐れるあまり安全な選択肢を選ぶようになってしまう。プレスかけたところを突破され、先制点を許す。するとチームから勇気が消えてしまった。
 相手選手の状況が悪くてもプレスをかけられず、引いて様子を窺う。しかしプレッシャーがかからなければ鹿島もミスはしない。攻撃においても通せるはずのコースを狙えず、バックパスが増えた。
 
 腰が引けてしまったチームに再び勇気を取り戻すためには何が必要だったのか。失点を重ね体力的にも厳しい状況で、声を張り上げチームを鼓舞する姿を見つけることはできなかった。その姿をピッチに見ることができたとき、強豪相手に善戦するチームを見ることができるはずだ。

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今後も様々な視点でサッカーを観ていきたいと思います。
次回の掲載をお楽しみに。


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Posted by つくばFC at 19:55│Comments(0)クラブ
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