2023年10月13日
「僕の味方-後悔のない今を-」男子TOP #36 阿久津大輝 2023選手ブログリレーvol.53
こんにちは。
背番号36番の阿久津大輝です。
今回はリーグ戦を振り返りながら、自分の気持ちを一生懸命書いたので、とても長いですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
つくばFCはリーグ戦を5位と去年と同じ順位で終えました。
個人としては去年、リーグ戦前期5節の栃木シティから関東一部リーグデビューをし、その後後期2節の南葛戦にて膝を怪我してしまい、そこから少し長く苦しいリハビリの時間が続く中、怪我から復帰した後は、全社に向けてただただガムシャラに日々を送ったシーズンでしたが、今シーズンは開幕戦から試合に出場することができました。
僕の一つの目標でもあったので開幕戦出場という目標が達成できたことはすごく嬉しく思います。
リーグ戦を振り返って、僕の中で1番印象的だった試合は、リーグ戦前期7節の東京23FCとの試合です。
セキショウの観客席にはたくさんのサポーターやお客さんで埋まり、なんと1004人の方たちが来てくださいました。
スタンドからは、たくさんの応援、歓声、熱気を90分送り続けていただいたあの試合は僕にとってすごく印象的な試合でした。
シュートを止めたり、クロスボールを対応したり、ワンプレーごとに観客席から聞こえるどよめき、何度も聞こえる阿久津コールは最高でした。
あの雰囲気、熱気、スタンドを見た景色は忘れることはないと思います。
1000人を超える人の前でサッカーをしたことがそもそもそんなになかったのということもありますし、全員で掴み取った最高の試合だったので東京23とのホーム戦はとても印象に残っています。
その後もリーグ戦は続きましたが、後期5節の南葛戦の前日練習にて右足首を怪我してしまい、リーグ戦後期5節はもちろん、5節以降のリーグ戦にも出場することはできませんでした。
まさかこのタイミングで怪我をするとも思っていなかったので、ただ「やってしまった」「うわー、最悪だ」というマイナスな気持ちでいっぱいでした。
ですがそんな時、僕は試合に出られないのにも関わらず、スタジアムに足を運び声をかくてくれたサポーターの方がいました。
僕は、連絡が来た際「僕は怪我をしているので出ないですよ」とお伝えしましたが、そのサポーターの方は、「阿久津選手を見れればそれでいいんだ」と言ってくれました。
僕はそのサポーターの方に何を与えられているのか自信も確信も何もないですが、怪我で思うように今まで当たり前のようにできていた大好きなサッカーもできない僕にとっては、本当に救いでした。
苦しい時も、辛い時も、ファンやサポーター、応援してくれる人たちがいたから、必死に復帰しようと、歯を食いしばって、直向きにプレーし続けられたんだなと本当に実感しています。
だからこそスタジアムに来てる1人でも多くの人の心を動かすプレーをできるように、また、僕のプレーで見てる人に勇気やなにか力を与えられるように、『今を必死に取り組むことが大事なんだ』、『後悔しないように今を大切にやらないといけないな』と、より一層思うようになりました。
個人として後期5節以降試合に出られなかった点としては本当にただただ勿体無い、ただただ悔しいの一言に尽ますが、ファンやサポーターの方々からたくさんのパワーを貰えたそんな救われた時期でもありました。
怪我をすると、『自分を見つめ直すチャンス』や『今の自分を越えるための大事な時間』などとよくいうと思うのですが、僕はそんなこと思ったことがありませんでした。
そんなことより『大好きなサッカーがしたい』、『試合に出たい』という気持ちの方が強く、怪我から学ぶものなんて何もないとずっと思っていました。ですが今回、怪我をしてるのにも関わらず、ピッチに帰ってくる僕のことを待ち続けてくれる、大きな声を出して応援し続けてくれるそんな力強い味方がたくさんいることに初めて気づくことができました。
今までは、プロサッカー選手を目指してとにかく考えて、とにかくがむしゃらにサッカーやってきましたが、決して応援されるのは当たり前じゃなく、応援してもらえるのも当たり前じゃない中で、たくさんの力強い味方が僕の周りにはたくさんいて、いつも僕の背中を押してくれて、ひたすら応援し続けてくれる、この事実だけが僕の原動力になっています。
本当に僕は幸せ者なのだなと改めて感じました。
そんな原動力を胸に、今では怪我も治り日々トレーニングに励んでいます。
僕が怪我をした時、助けてもらった素晴らしく力強い味方に恩返しができるのは、10月21日から始まる全社だと思っています。
恩返しするためには、内容もそうですが結果が全てだと思います。
結果を出すために、とにかく今のこの一球、このパス、このシュート、この一瞬を全力で後悔のないように全社まで突き進んでいきます。
辛く苦しかった時にたくさんパワーをもらった分、今度は僕が返す番。
絶対にゴールマウスを守り切って地域CLに出場、そしてJFLに昇格できるように頑張っていきます。
全社でたくさんの方々に恩返しができるように、後悔しないように今を全力で頑張っていきますので、まだまだプロサッカー選手を目指し続けてる、つくばのカンポスこと阿久津大輝とつくばFCのことをこれからも応援してください。
よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【次節試合情報】
第59回全国社会人サッカー選手権大会1回戦
2023年10月21日(土)
11:00 SAGAサンライズパーク ボールフィールドA
vs トヨタ自動車(株)トヨタ蹴球団
背番号36番の阿久津大輝です。
今回はリーグ戦を振り返りながら、自分の気持ちを一生懸命書いたので、とても長いですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
つくばFCはリーグ戦を5位と去年と同じ順位で終えました。
個人としては去年、リーグ戦前期5節の栃木シティから関東一部リーグデビューをし、その後後期2節の南葛戦にて膝を怪我してしまい、そこから少し長く苦しいリハビリの時間が続く中、怪我から復帰した後は、全社に向けてただただガムシャラに日々を送ったシーズンでしたが、今シーズンは開幕戦から試合に出場することができました。
僕の一つの目標でもあったので開幕戦出場という目標が達成できたことはすごく嬉しく思います。
リーグ戦を振り返って、僕の中で1番印象的だった試合は、リーグ戦前期7節の東京23FCとの試合です。
セキショウの観客席にはたくさんのサポーターやお客さんで埋まり、なんと1004人の方たちが来てくださいました。
スタンドからは、たくさんの応援、歓声、熱気を90分送り続けていただいたあの試合は僕にとってすごく印象的な試合でした。
シュートを止めたり、クロスボールを対応したり、ワンプレーごとに観客席から聞こえるどよめき、何度も聞こえる阿久津コールは最高でした。
あの雰囲気、熱気、スタンドを見た景色は忘れることはないと思います。
1000人を超える人の前でサッカーをしたことがそもそもそんなになかったのということもありますし、全員で掴み取った最高の試合だったので東京23とのホーム戦はとても印象に残っています。
その後もリーグ戦は続きましたが、後期5節の南葛戦の前日練習にて右足首を怪我してしまい、リーグ戦後期5節はもちろん、5節以降のリーグ戦にも出場することはできませんでした。
まさかこのタイミングで怪我をするとも思っていなかったので、ただ「やってしまった」「うわー、最悪だ」というマイナスな気持ちでいっぱいでした。
ですがそんな時、僕は試合に出られないのにも関わらず、スタジアムに足を運び声をかくてくれたサポーターの方がいました。
僕は、連絡が来た際「僕は怪我をしているので出ないですよ」とお伝えしましたが、そのサポーターの方は、「阿久津選手を見れればそれでいいんだ」と言ってくれました。
僕はそのサポーターの方に何を与えられているのか自信も確信も何もないですが、怪我で思うように今まで当たり前のようにできていた大好きなサッカーもできない僕にとっては、本当に救いでした。
苦しい時も、辛い時も、ファンやサポーター、応援してくれる人たちがいたから、必死に復帰しようと、歯を食いしばって、直向きにプレーし続けられたんだなと本当に実感しています。
だからこそスタジアムに来てる1人でも多くの人の心を動かすプレーをできるように、また、僕のプレーで見てる人に勇気やなにか力を与えられるように、『今を必死に取り組むことが大事なんだ』、『後悔しないように今を大切にやらないといけないな』と、より一層思うようになりました。
個人として後期5節以降試合に出られなかった点としては本当にただただ勿体無い、ただただ悔しいの一言に尽ますが、ファンやサポーターの方々からたくさんのパワーを貰えたそんな救われた時期でもありました。
怪我をすると、『自分を見つめ直すチャンス』や『今の自分を越えるための大事な時間』などとよくいうと思うのですが、僕はそんなこと思ったことがありませんでした。
そんなことより『大好きなサッカーがしたい』、『試合に出たい』という気持ちの方が強く、怪我から学ぶものなんて何もないとずっと思っていました。ですが今回、怪我をしてるのにも関わらず、ピッチに帰ってくる僕のことを待ち続けてくれる、大きな声を出して応援し続けてくれるそんな力強い味方がたくさんいることに初めて気づくことができました。
今までは、プロサッカー選手を目指してとにかく考えて、とにかくがむしゃらにサッカーやってきましたが、決して応援されるのは当たり前じゃなく、応援してもらえるのも当たり前じゃない中で、たくさんの力強い味方が僕の周りにはたくさんいて、いつも僕の背中を押してくれて、ひたすら応援し続けてくれる、この事実だけが僕の原動力になっています。
本当に僕は幸せ者なのだなと改めて感じました。
そんな原動力を胸に、今では怪我も治り日々トレーニングに励んでいます。
僕が怪我をした時、助けてもらった素晴らしく力強い味方に恩返しができるのは、10月21日から始まる全社だと思っています。
恩返しするためには、内容もそうですが結果が全てだと思います。
結果を出すために、とにかく今のこの一球、このパス、このシュート、この一瞬を全力で後悔のないように全社まで突き進んでいきます。
辛く苦しかった時にたくさんパワーをもらった分、今度は僕が返す番。
絶対にゴールマウスを守り切って地域CLに出場、そしてJFLに昇格できるように頑張っていきます。
全社でたくさんの方々に恩返しができるように、後悔しないように今を全力で頑張っていきますので、まだまだプロサッカー選手を目指し続けてる、つくばのカンポスこと阿久津大輝とつくばFCのことをこれからも応援してください。
よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【次節試合情報】
第59回全国社会人サッカー選手権大会1回戦
2023年10月21日(土)
11:00 SAGAサンライズパーク ボールフィールドA
vs トヨタ自動車(株)トヨタ蹴球団
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Posted by つくばFC at 20:00│Comments(0)│男子TOP
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