2018年03月11日
【ガールズ】男子チーム4連戦
つくばFCガールズコーチの飯塚です。
3月に入って暖かい日が少しずつ増え、花粉症の人にはつらい季節となりました。
僕も毎日目がかゆいですが、何とか気合で乗りきっています。
さて、先日このブログで報告した通り、2月に全国大会(びわ湖カップ)を戦ったつくばFCガールズは、今シーズンの公式戦、全日程を終えました。
6年生にとっては小学校最後、集大成の活動となりました。
総合9位という結果を残しましたが、充実感と悔しさが半々くらいかなと思います。
僕自身、選手たちの頑張りを誇らしく思うともに、まだまだ活躍の場を与えてあげたいという気持ちが、心の中に残っていたことは確かです。
しかし、全国大会に出場したことの反響は大きかったようで、
嬉しいことに、近くの少年団からいくつか練習試合のオファーをいただきました。
もちろん快諾。
トレセンや少年団の活動で不参加の選手もいたのは残念ですが、
チームとしての活動期間が少しだけ延長されることになりました。
ということで、3月に追加で男子チームとの試合を組むことにしました。2週連続です。
まずは3月4日に桜FCさんと。15分ハーフをがっつり4試合。

全日少の県大会に出場しているだけあってやはり一筋縄ではいかず、最初の2試合は大量失点を喫し、敗れました…。
しかし徐々に相手のスピードやグラウンドに慣れてくると、6年生を中心に、テンポの良いパス回しから決定的なチャンスを数多くつくることができました。
試合経験が浅い4・5年生の選手たちも、上級生相手に奮闘していました。
トータルスコアは大差での敗戦となりましたが、確かな手ごたえをつかむことのできた試合となりました。

そして翌週は乙戸小学校にて乙戸SCさん、FC谷井田さん、MINORI FCさんにチャレンジ。
20分ハーフを1試合ずつ行いました。
結果は順に1-3、0-4、2-5となり、3戦3敗となりました。
結果だけ見れば赤点ですが、必ずしも全てが悪かったわけではありませんでした。
一番よくなかったのは最初の谷井田戦。
3バックでビルドアップする相手に対してサイドハーフが引いてしまい、ファーストDFが全くかからず、相手のやりたいようにやられてしまいました。
その結果前半で3失点。
しかし後半は高い位置から連動してプレッシャーをかけることができ、五分五分の勝負に。
後半は良い試合ができただけに、前半がもったいなく感じてしまいました。
続く乙戸SC戦では、立ち上がりからファーストDFがある程度定まり、前線から奪いに行くことができました。
さらにボールを奪った時にサイドハーフが高い位置にいるので、裏を効果的に狙い、チャンスを多く作ります。
内容は谷井田戦よりも良くなったと思います。
しかしビルドアップのミスやカウンターから、こちらも前半で3失点。
1点を返しましたが、敗戦となりました。
MINORI戦ではお互いに疲れが見え、中盤が広く空いたオープンな展開となります。
お互いカウンターからシュートシーンを作り出す形が多くなりましたが、決定力は相手のほうが上で、結果は2-5。
一時1点差まで詰め寄りましたが、敗戦となりました。
結果。
4戦全敗。
男子チームとの試合を通して感じたことが2つあります。
1つ目はごまかしがきかないこと。
例えば守備の時。
マークのポジショニングがずれていると、簡単に裏を取られます。
そこに高い確率で良いパスが来ます。シュートが確実に決まります。
Yリーグではスタートが遅れても追いつけたり、相手がシュートを外してくれたりするかもしれません。
でもレベルが上がればそうはいかない。
今までなあなあでやっていた部分が、ハッキリと浮き彫りになりました。
2つ目。
自分から主体的に行動することの大切さ。
ただ待っていてもパスは来ません。
目の前の相手にパスが出てから奪いに行っても遅いんです。
先に動いて、要求して、自分にパスを出させる。
予測して、パスが蹴られる瞬間にはインターセプトを狙う。
空気を読んでしまう女子ならでは、なのでしょうか。
自分だけが浮くのを少し恐れてしまっているのかもしれませんね。
男子のほうが単純で、難しいことは考えていないということもあるでしょう(笑)。
もちろん女子選手のほうが優れている面もたくさんあります。
簡単には両立できないのが歯がゆいところですね。
男子だから、女子だからという言い方は好きではありません。
でも、サッカー選手として、今回対戦した4チームの選手たちに劣っていたことは、おそらく事実です。
悔しいですが。
リアクションからアクションへ。
良い意味で雰囲気を壊せる選手に。
来年度の課題です。
引き続き取り組んでまいります。
とはいえ、みんな4月からの1年間でとても成長したと思います。
上手くなったからこそ、全国大会で戦えたわけですし、
上手くなったからこそ、毎試合課題が見えるわけです。
とても勉強になった2日間でした。

試合をしていただいた少年団の皆さん、ありがとうございました!
ガールズのみんなもお疲れ様でした!
追伸:
全国大会終了後、保護者の方の計らいで、選手、コーチ、保護者の方によるお食事会を開いていただきました。
おかげさまで、とても楽しい時間を過ごすことができました(会の間は終始だらしない顔になっていたので、写真は割愛します)。
素敵な贈り物もいただき、花粉症の僕にとっては、目が充血してつらかったです。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
3月に入って暖かい日が少しずつ増え、花粉症の人にはつらい季節となりました。
僕も毎日目がかゆいですが、何とか気合で乗りきっています。
さて、先日このブログで報告した通り、2月に全国大会(びわ湖カップ)を戦ったつくばFCガールズは、今シーズンの公式戦、全日程を終えました。
6年生にとっては小学校最後、集大成の活動となりました。
総合9位という結果を残しましたが、充実感と悔しさが半々くらいかなと思います。
僕自身、選手たちの頑張りを誇らしく思うともに、まだまだ活躍の場を与えてあげたいという気持ちが、心の中に残っていたことは確かです。
しかし、全国大会に出場したことの反響は大きかったようで、
嬉しいことに、近くの少年団からいくつか練習試合のオファーをいただきました。
もちろん快諾。
トレセンや少年団の活動で不参加の選手もいたのは残念ですが、
チームとしての活動期間が少しだけ延長されることになりました。
ということで、3月に追加で男子チームとの試合を組むことにしました。2週連続です。
まずは3月4日に桜FCさんと。15分ハーフをがっつり4試合。

全日少の県大会に出場しているだけあってやはり一筋縄ではいかず、最初の2試合は大量失点を喫し、敗れました…。
しかし徐々に相手のスピードやグラウンドに慣れてくると、6年生を中心に、テンポの良いパス回しから決定的なチャンスを数多くつくることができました。
試合経験が浅い4・5年生の選手たちも、上級生相手に奮闘していました。
トータルスコアは大差での敗戦となりましたが、確かな手ごたえをつかむことのできた試合となりました。

そして翌週は乙戸小学校にて乙戸SCさん、FC谷井田さん、MINORI FCさんにチャレンジ。
20分ハーフを1試合ずつ行いました。
結果は順に1-3、0-4、2-5となり、3戦3敗となりました。
結果だけ見れば赤点ですが、必ずしも全てが悪かったわけではありませんでした。
一番よくなかったのは最初の谷井田戦。
3バックでビルドアップする相手に対してサイドハーフが引いてしまい、ファーストDFが全くかからず、相手のやりたいようにやられてしまいました。
その結果前半で3失点。
しかし後半は高い位置から連動してプレッシャーをかけることができ、五分五分の勝負に。
後半は良い試合ができただけに、前半がもったいなく感じてしまいました。
続く乙戸SC戦では、立ち上がりからファーストDFがある程度定まり、前線から奪いに行くことができました。
さらにボールを奪った時にサイドハーフが高い位置にいるので、裏を効果的に狙い、チャンスを多く作ります。
内容は谷井田戦よりも良くなったと思います。
しかしビルドアップのミスやカウンターから、こちらも前半で3失点。
1点を返しましたが、敗戦となりました。
MINORI戦ではお互いに疲れが見え、中盤が広く空いたオープンな展開となります。
お互いカウンターからシュートシーンを作り出す形が多くなりましたが、決定力は相手のほうが上で、結果は2-5。
一時1点差まで詰め寄りましたが、敗戦となりました。
結果。
4戦全敗。
男子チームとの試合を通して感じたことが2つあります。
1つ目はごまかしがきかないこと。
例えば守備の時。
マークのポジショニングがずれていると、簡単に裏を取られます。
そこに高い確率で良いパスが来ます。シュートが確実に決まります。
Yリーグではスタートが遅れても追いつけたり、相手がシュートを外してくれたりするかもしれません。
でもレベルが上がればそうはいかない。
今までなあなあでやっていた部分が、ハッキリと浮き彫りになりました。
2つ目。
自分から主体的に行動することの大切さ。
ただ待っていてもパスは来ません。
目の前の相手にパスが出てから奪いに行っても遅いんです。
先に動いて、要求して、自分にパスを出させる。
予測して、パスが蹴られる瞬間にはインターセプトを狙う。
空気を読んでしまう女子ならでは、なのでしょうか。
自分だけが浮くのを少し恐れてしまっているのかもしれませんね。
男子のほうが単純で、難しいことは考えていないということもあるでしょう(笑)。
もちろん女子選手のほうが優れている面もたくさんあります。
簡単には両立できないのが歯がゆいところですね。
男子だから、女子だからという言い方は好きではありません。
でも、サッカー選手として、今回対戦した4チームの選手たちに劣っていたことは、おそらく事実です。
悔しいですが。
リアクションからアクションへ。
良い意味で雰囲気を壊せる選手に。
来年度の課題です。
引き続き取り組んでまいります。
とはいえ、みんな4月からの1年間でとても成長したと思います。
上手くなったからこそ、全国大会で戦えたわけですし、
上手くなったからこそ、毎試合課題が見えるわけです。
とても勉強になった2日間でした。

試合をしていただいた少年団の皆さん、ありがとうございました!
ガールズのみんなもお疲れ様でした!
追伸:
全国大会終了後、保護者の方の計らいで、選手、コーチ、保護者の方によるお食事会を開いていただきました。
おかげさまで、とても楽しい時間を過ごすことができました(会の間は終始だらしない顔になっていたので、写真は割愛します)。
素敵な贈り物もいただき、花粉症の僕にとっては、目が充血してつらかったです。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
【ガールズ】第7回びわ湖カップなでしこサッカー大会U-12 マッチレポート
【ガールズ】武者修行練習試合 マッチレポート
【ガールズ】Yリーグ最終節 マッチレポート
【ガールズ】第30回8都県少女サッカー大会 マッチレポート
【ガールズ】Yリーグ第12節 マッチレポート
【ガールズ】第2回アスリードカップ マッチレポート
【ガールズ】武者修行練習試合 マッチレポート
【ガールズ】Yリーグ最終節 マッチレポート
【ガールズ】第30回8都県少女サッカー大会 マッチレポート
【ガールズ】Yリーグ第12節 マッチレポート
【ガールズ】第2回アスリードカップ マッチレポート
Posted by つくばFC at 22:08│Comments(0)│ガールズ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム