9/4(土)、後期リーグ第7節、リーグ戦好調のブリオベッカ浦安（以下、ブリオベッカ）と対戦しました。
混戦を極めるリーグ中位のチームの中で抜けていくためにも、喉から手が出るほど勝ち点が欲しいゲームです。

【戦評】
試合開始早々２分に、相手MFから浮き球のテクニカルなパスから背後に抜け出され、左足のボレーシュートがバーに当たった。
さすが上位チームと感じさせる迫力のある攻撃を仕掛けてくる。

一方、ジョイフルも#30中村が70メートルほどドリブルで運び、その後#13鳴海がチャンスメイクするなど先制点を積極的に奪いにいく姿勢が見られる。

前半6分には混戦からゴール前にボールを運ばれるが、これは#1西尾が体を張ってゴールを死守する。

しかし、前半10分、5-3-2でブロックを形成していたジョイフルであったが、相手CBからのパスでWBの背後のスペースを攻略されるとそこから中央への横パスが供給され、PA外からダイレクトで素晴らしいシュートを放たれた。
0-1。1点ビハインドでゲームを進めていくこととなった。

常に背後を狙いながらポゼッションを行うブリオベッカの攻撃に苦しみながらも失点後は#3駒崎が再三背後のスペースをケアし、なかなか決定的なシーンは作らせなかった。

粘る場面が続く中で前半30分、右サイドのスローインから#33安東がスピードのある質の高いクロスを上げると、CKで攻め残っていた#3駒崎がヘディングでゴールに叩き込んだ。
ボールを保持される中でも良い守備からワンチャンスをものにした素晴らしい得点であった。
非常に大きな意味を持つゴールである。
1-1。

得点後はプレスラインが少し上がり、守備が活性化し積極的にボールを奪いにいくことで攻撃の機会を作ることができるようになってきた。
しかしその後追加点を奪うことはできず1-1で前半が終了した。

後半、立ち上がり、ロングボールから＃30中村が抜け出し、ドリブルで仕掛けるが、少し時間がかかると相手DFは7人ほどゴール前まで戻ってきていた。
隙のないこのチームを崩すのは至難の技である。
それでも、個で打開することのできるアタッカーが揃っているジョイフルには得点が期待できる。

しかし、後半10分、左サイドで起点を作られると細かいパスワークで侵入され、クロスボールを最後はヘディングで決められてしまった。
1-2となる。

後半15分ジョイフルは#10菅谷に変え、得点を多く挙げている#31伊藤を投入し、同点ゴールを目指す。

その後、両チームともに少しずつスペースが生まれてくる。
ジョイフルのカウンターの回数、ブリオベッカの崩しの回数がともに増えることで互いにチャンスを生み出していく緊張感のある展開に。
後半30分頃にはジョイフルが押し込む展開が多くなってきた。
サイドからPA付近に侵入しクロスを上げるなどチャンスは作るが、なかなかフリーでシュートを打たせてもらえない。

そのような中、終了間際の後半44分、相手の右サイドからのフリーキック。
インスイングで非常に処理しづらいところに入ってきた素晴らしいボールをゴールに押し込まれてしまった。
同点ゴールを目指す中で、逆に失点してしまうという展開に。

そのまま得点を奪うことはできず1-3で試合終了となった。


たくさんのご声援ありがとうございました。
次節は順位で拮抗している桐蔭横浜大学FCとの対戦です。
課題に向き合いながら前進していけたらと思います。
引き続き熱いご声援のほど何卒よろしくお願い致します。

｟次節案内｠
後期第8節(無観客試合)
9月11日（土）14:00
vs. 桐蔭横浜大学ＦＣ
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