11/10(金)に開幕の迫る全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023（以下、地域CL）。

我らがジョイフル本田つくばFCは、先日開催された全国社会人サッカー選手権大会（以下、全社）でベスト4の成績を収め、10年ぶり2度目となる地域CLへの出場権を獲得いたしました。　
※地域CLについてはこちらをご覧ください。

JFL昇格をかけた戦いに臨むにあたって、副島監督、菅谷キャプテン、青木副キャプテンの3名にお話を伺うことができましたので、ブログリレー番外編として「地域CL開幕直前！選手・監督インタビュー」をお届けいたします！！！

最後までお付き合いいただけますと幸いです。






1人目は副島監督です。



－－全社では4位という結果で地域CLの出場権を獲得しました。5日間の激闘を振り返ってください。

まず、現地まで足を運んで一緒に戦ってくれたサポーターの方々、クラブ・チームOBの方々、LIVE配信を通して熱い応援を力を注いでくれた方々、日頃からチームをサポートしてくださっている方々、皆様の力が大きな後押しとなりました。
本当にありがとうございました。
最低限の目標である、地域CL出場を果たすことができ、いい成果を得られたと思っています。
5日間を通じて、選手たちは本当にタフに戦ってくれました。
スタッフのみんなも一丸となって、全力でサポートしてくれました。
今回、遠征に帯同できなかった選手・スタッフも含め、全員で、立ち上げから積み重ねてきたチームの成果だと感じています。

－－2013年以来、地域CLでの闘いは2回目となるかと思います。10年前と今とを比べて、違いはどんなところにあるでしょうか？ジョイフル本田つくばFCというチーム、副島監督ご自身の2点について、教えていただければ幸いです。

チームとしては、10年前と比べて、大きな違いはないと思っています。
全員がJFL昇格という目標に向かって、日々、切磋琢磨しています。
その成果が、大きなチーム力となり、結果を出せる負けないチームへと成長しています。
10年前も同じでした。
あえて違いを挙げるとすれば、今回はクラブとして、JFL昇格をしっかりと見据えているところだと思います。
そして、応援してくる方々が、より多くなっていることです。
それがあることで、今回の地域CLは多くの方々の想いを背負っての戦いになると感じています。
チームは、その想いを、大きな力に変えていけるとも思っています。
自分自身については、10歳をとったことくらいです。笑
でも、歳をとること、10年の歳月の積み重ねは、自分自身をタフにしてると思ってますし、動じないメンタルは培われているかも知れないですね。
あとは何が違うか教えて欲しいです。笑

－－地域CL突破、JFL昇格に向けた意気込みをお願いいたします！

今年の目標はJFL昇格です。
必ず掴み取りたいと思います。
関東リーグは5位という結果に終わったものの、全社4位という成績を残すことができました。
その過程で、選手をはじめ、クラブに関わる人たちにとって、夢物語に思っていたかもしれないものが、リアリティのある目標になってきたと感じています。
ただ、まだ何も勝ち取っていません。
これからの6試合に全てを賭け、必ずJFL昇格を掴み取り、クラブに関わる皆さまと歓喜をともにしたいと思います。
みんなで新しい歴史をツクっていきましょう！！

続いては、菅谷選手です。



－－全社にて、長い怪我からの復帰を果たしました。ピッチに戻ってきた今の率直な心境を教えてください。

約半年ぶりに公式戦のピッチに戻ることができ幸せでした。
そしてファン、サポーター、知り合いの方からも沢山の復帰おめでとうをいただき嬉しかったです。
それと同時にプレーの不甲斐なさからもっと上手くなりたいと向上心も高まりました。
手術の日程が決まってから、全社までに復帰できるか正直厳しい状況かもしれないと言われていましたが、復帰に向けて関わってくれた主治医の先生やリハビリ施設の先生、そしてつくばFCでトレーナーをしている皆さんが私の復帰したいという思いに寄り添い多大なる協力をいただきました。
間違いなく関わって下さった皆さんの力がなければピッチに戻ることはできませんでした。
本当にありがとうございました！

－－今季の2月のチーム始動から約9ヶ月、チームとしての成長を感じる部分はありますか？

約半年間、外から選手たちの戦っている姿を見ていましたがかなり成長しているなと感じていました。
全社の本戦出場を決める前まではチーム状況があまりうまくいっていない中でしたが、日々のチーム練習から練習後の自主練習で一人一人が課題に向き合い、その意識がチームを強くしていったように思います。
リーグ戦では前期勝ち星を挙げられなかったチームに後期はしっかりと勝つことができたり、1人少ない中でも逆転して勝つことができるなど、試合を通じて勝負強さが増してきているなと感じていました。
その勝負強さを全社でも発揮することができ、地域CLの出場権を獲得することができました。
全社の準決勝でスタメンで出場することができましたが、その試合でチームや周りの選手たちの成長度に驚きました。
フィジカル強度や判断スピード全てにおいて自分は付いていけてないことを感じ、チームの成長を更に感じることができました。

－－キャプテンとして、地域CL突破、JFL昇格に向けた意気込みをお願いします！

昇格に向け最大限チームのために尽くし、出し惜しみのないよう全力で戦ってきます。
各地域から勝ち上がってきた相手チームはもちろん、日程を考えてもタフな試合になることは間違いありません。
そんな中でもチームに新たな歴史を刻むために、気を引き締めこのチャンスを逃さぬよう熱い気持ちを持って全員が高いモチベーションで連戦を戦えるよう、声をかけていきたいと思います。
つくばFCに関わる全ての人たちや関心を持ってくれている方々が期待しているJFL昇格という結果を必ず掴み取ってきます。
現地でも、ライブ配信でも、SNSでも、沢山の応援が私たちの力になります！
ぜひみなさん熱い応援よろしくお願いします！

最後は、青木選手です。



－－全社では3得点を挙げる素晴らしい活躍でした。全国の強豪相手に通用したのはどんな部分でしょうか？

個人としては、ずっと継続して練習して来たフィニッシュの局面で、自信を持ってシュートを打つことができ、結果として3得点することができたので通用したところではそういったところかなと思います。
ただ、一発勝負、連戦という難しい中で、チームに助けられた部分もあり、特に攻撃の部分で自分がもっとやれれば、という思いもあるので、地域CLではそういった部分にもトライしたいと思います。

－－今季は開幕戦でのハットトリックに始まり、中盤戦では出場機会が減る中、後半戦では要所で得点をあげるなど、また活躍を見せてくれました。激動のシーズンを過ごされているかと思いますが、ご自身の中では精神的な部分や日頃の取り組みなどに、何か変化はあったのでしょうか？

精神的な面では、今まで以上に自分にベクトルを向けることを意識しました。
シーズン序盤は開幕戦でのハットトリックもあり、自分に自信がある中で徐々に出場機会が減って行ったので、自分が持っている自信と自分に対する評価の相違にすごく悩む時期はありました。
でも色んな人と話をする中で、サッカーを続ける以上は「毎日自分を超える、更新し続ける」しかないと言う結果に辿り着き、日頃の練習に取り組むにあたって「試合に出る為のアピールの場」ではなく「自分が成長する為の練習の場」というマインドに良い意味で変換することができるようになったと自分自身感じています。
「練習1回1回を大切にしたい」という想いから、練習前の準備や自主練など日頃の取り組みの面での変化もあったかなと感じています。

－－地域CL突破、JFL昇格に向けた意気込みをお願いします！

個人としてもチームとしても今シーズン積み上げて来たものを全てぶつけて来ます。それで通用しない訳がないくらい自分自身は積み上げて来ましたし、チームは強いです。最後は誰よりも、どのチームよりも自信を持って闘って地域CL優勝、そしてJFL昇格を掴み取りたいと思います！！
沢山の方が応援してくださり、すごく力になっています！引き続き応援よろしくお願いします！

インタビューは以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。

【次節試合情報】
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ1次ラウンド＠平和堂HATOスタジアム
第1節　2023年11月10日（金）13:30キックオフ
vs BTOP北海道
https://www.tsukuba-fc.com/info/2023/11/08021752/

第2節　2023年11月11日（土）10:45キックオフ
vs アルテリーヴォ和歌山
https://www.tsukuba-fc.com/info/2023/11/08021753/

第3節　2023年11月12日（日）13:30キックオフ
vs 福井ユナイテッド
https://www.tsukuba-fc.com/info/2023/11/08021754/