2016年06月13日
心に火をつけろ
つくばFCジュニアユース監督の福本です。
忙しさにかまけて、更新を怠ってしまっていましたが
久々に、思うことを書こうと思います。
最近トレーニングをしていて、よく思うこと
一体、うちの選手たちは何を考えてサッカーをしているのだろう・・・
なぜ、つくばFCでサッカーをしているのだろうか・・・
セレクションをしていない、うちのクラブでサッカーをしている理由はなんなんだろう。そして、何かを求めて入団したはいいものの、その求めているものはこのクラブに存在したのだろうか・・・
私が、ジュニアユースの監督になって1年以上が過ぎましたが、今年は特にその目的意識の不明瞭さに、頭を悩ませられます。

(IFAリーグvs水戸ホーリーホック)
サッカーは、自由なスポーツです。手を使わずに、ゴールにボールを入れるという単純明快なルール以外、コートの中で選手がプレーする方法に縛りはありません。前方なのか、右なのか左なのか、はたまた後ろなのか、そのどれでもいいのです。
でも、その狙いがあったとしても、足でボールを扱うがゆえの、不正確さもありますし、その狙いに対して相手が邪魔をしてくるということもあります。
我々コーチとしては、その狙いに対して選手たちが正確に蹴れるように、確実な技術を伝えていかなければいけないし、そもそもその狙いというもの(目的)が、なんなのかということも伝えていかなくてはいけない。
でも、その狙い(目的)がないと、そのパスやドリブルの正確性にこだわりを持つこともできませんし、その次にどういったことが起こってくるのかという創造力も働きません。
サッカー以外であれば、中学生は学生ですから、もちろん勉強します。中間試験・期末試験のために勉強、そして、高校受験。どんな高校に行くのかは、もちろん学力ということもありあますが、その先に何をやりたいのかということにもつながってくると思います。その後も、大学に行ったり、就職したりとその時々で必ずなんだかの目的があるはずなのです。しかし、この目的はほとんど決められたようなものです。最終的には、社会に出て、働いて・・・
一体なんのために、生活しているのか。その目的が、はっきりしていないと、充実した生活なんて送れないと思います。
サッカーでも同じようなことが言えます。数多くあるスポーツの中でサッカーを選んだ。中学校に入学してサッカー部があるけれども、また他にもクラブチームがある中でつくばFCというクラブを選んで入団してくれた。
必ず入らなければいけない部活とは違って、入団した動機や目的が少なからずあるはず・・・
そしてそもそも、なぜサッカーを競技として続けているのか。

(IFAリーグvsアセノSC)
つくばFCが、選手に提供できること
”すべての人が素晴らしい環境でスポーツをできるようにすること”
ということもそうですが、
私が考えていることは3つあって、
1つ目は、その個人個人が持つ能力を最大限引き出してあげること。
体の使い方、動かし方、効率の良い動き方。(ボールを扱う技術も含む)
2つ目は、どういった考え方で、プレーをしていかなければいけないのか。
相手との駆け引きの中でプレーをしていくということ。
3つ目は、つくばFCを経てどんな場所でも活躍・成長してもらいたいということ
どんなサッカーでも対応できるように、その時々でその状況に合わせた判断ができるようになってもらいたい。
ただし、その考え方も、サッカーの最大の目的であるゴールを奪うこと、そして勝負に勝つということに基づいているのです。
ゴールを奪いたいけど、この状況であれば、逆サイドから攻めてやろう。相手が前からプレッシャーをかけているから、裏のスペースを取ってやろう。
目的は、あくまで相手をかわしてゴールを決めることです、そして試合に勝つ。この最大の目的に対して、自分たちがどのように行動していくのか・・・
なんとなく味方にパスをしただけ、とりあえず勉強をする。
コーチにラインあげろと言われたからラインを上げた、親に勉強しろと言われたから勉強する。
いったい、何が目的なのか、
本当に一握りではありますが、サッカーだけに限らず、自分の人生をこんな風にしたいと思っている選手は、クラブの活動でも自分を成長させるためにチャレンジしてくれています。
U15はリーグ戦の前期が終わって、1ヶ月あまり中断期間。後期に向けて、選手たちに何が伝えられるのか。
以前のブログでも書きましたが
アメリカの教育学者ウイリアム・アーサー・ウォード牧師はこう言っています。
「平凡な教師は言って聞かせる、
良い教師は説明する、
優れた教師はやってみせる
偉大な教師は子どもの心に火をつける。」
今のチームに必要なことは、子どもの心に火をつけること!
私の力が問われる、1ヶ月となりそうです。
忙しさにかまけて、更新を怠ってしまっていましたが
久々に、思うことを書こうと思います。
最近トレーニングをしていて、よく思うこと
一体、うちの選手たちは何を考えてサッカーをしているのだろう・・・
なぜ、つくばFCでサッカーをしているのだろうか・・・
セレクションをしていない、うちのクラブでサッカーをしている理由はなんなんだろう。そして、何かを求めて入団したはいいものの、その求めているものはこのクラブに存在したのだろうか・・・
私が、ジュニアユースの監督になって1年以上が過ぎましたが、今年は特にその目的意識の不明瞭さに、頭を悩ませられます。

(IFAリーグvs水戸ホーリーホック)
サッカーは、自由なスポーツです。手を使わずに、ゴールにボールを入れるという単純明快なルール以外、コートの中で選手がプレーする方法に縛りはありません。前方なのか、右なのか左なのか、はたまた後ろなのか、そのどれでもいいのです。
でも、その狙いがあったとしても、足でボールを扱うがゆえの、不正確さもありますし、その狙いに対して相手が邪魔をしてくるということもあります。
我々コーチとしては、その狙いに対して選手たちが正確に蹴れるように、確実な技術を伝えていかなければいけないし、そもそもその狙いというもの(目的)が、なんなのかということも伝えていかなくてはいけない。
でも、その狙い(目的)がないと、そのパスやドリブルの正確性にこだわりを持つこともできませんし、その次にどういったことが起こってくるのかという創造力も働きません。
サッカー以外であれば、中学生は学生ですから、もちろん勉強します。中間試験・期末試験のために勉強、そして、高校受験。どんな高校に行くのかは、もちろん学力ということもありあますが、その先に何をやりたいのかということにもつながってくると思います。その後も、大学に行ったり、就職したりとその時々で必ずなんだかの目的があるはずなのです。しかし、この目的はほとんど決められたようなものです。最終的には、社会に出て、働いて・・・
一体なんのために、生活しているのか。その目的が、はっきりしていないと、充実した生活なんて送れないと思います。
サッカーでも同じようなことが言えます。数多くあるスポーツの中でサッカーを選んだ。中学校に入学してサッカー部があるけれども、また他にもクラブチームがある中でつくばFCというクラブを選んで入団してくれた。
必ず入らなければいけない部活とは違って、入団した動機や目的が少なからずあるはず・・・
そしてそもそも、なぜサッカーを競技として続けているのか。

(IFAリーグvsアセノSC)
つくばFCが、選手に提供できること
”すべての人が素晴らしい環境でスポーツをできるようにすること”
ということもそうですが、
私が考えていることは3つあって、
1つ目は、その個人個人が持つ能力を最大限引き出してあげること。
体の使い方、動かし方、効率の良い動き方。(ボールを扱う技術も含む)
2つ目は、どういった考え方で、プレーをしていかなければいけないのか。
相手との駆け引きの中でプレーをしていくということ。
3つ目は、つくばFCを経てどんな場所でも活躍・成長してもらいたいということ
どんなサッカーでも対応できるように、その時々でその状況に合わせた判断ができるようになってもらいたい。
ただし、その考え方も、サッカーの最大の目的であるゴールを奪うこと、そして勝負に勝つということに基づいているのです。
ゴールを奪いたいけど、この状況であれば、逆サイドから攻めてやろう。相手が前からプレッシャーをかけているから、裏のスペースを取ってやろう。
目的は、あくまで相手をかわしてゴールを決めることです、そして試合に勝つ。この最大の目的に対して、自分たちがどのように行動していくのか・・・
なんとなく味方にパスをしただけ、とりあえず勉強をする。
コーチにラインあげろと言われたからラインを上げた、親に勉強しろと言われたから勉強する。
いったい、何が目的なのか、
本当に一握りではありますが、サッカーだけに限らず、自分の人生をこんな風にしたいと思っている選手は、クラブの活動でも自分を成長させるためにチャレンジしてくれています。
U15はリーグ戦の前期が終わって、1ヶ月あまり中断期間。後期に向けて、選手たちに何が伝えられるのか。
以前のブログでも書きましたが
アメリカの教育学者ウイリアム・アーサー・ウォード牧師はこう言っています。
「平凡な教師は言って聞かせる、
良い教師は説明する、
優れた教師はやってみせる
偉大な教師は子どもの心に火をつける。」
今のチームに必要なことは、子どもの心に火をつけること!
私の力が問われる、1ヶ月となりそうです。
Posted by つくばFC at 19:56│Comments(0)│Jrユース
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