ジュニアユース監督の内田です。

11月9日（土）、市原スポレクパークで行われた高円宮杯（U-15）関東大会1回戦、柏レイソルAA TOR'82との試合は0-2（0-1）の敗戦でした。



試合開始早々のセットプレーからの失点で幕を開けたこの試合。序盤は、長い芝生が影響したのかお互いにボールが動かず、狭い局面でガチャガチャとボールを奪い合う展開が続きました。県内では有利だった球際の争いも、この試合に関してはマイボールにすることが非常に難しかったです。

試合が落ち着いてくると、ピッチを広く使いボールを動かすレイソルとそれに対応するつくばFCという図式になりました。幅を利かせることで中央を効果的に使いたいという相手の意図を読み始めると、意図的に追い込み高い位置でボールを奪う回数が増えていきました。ベンチからの指示なしに実行できたことが、選手たちの成長を何よりも示していたと思います。



後半は、前半と同様にチームで意図的にボールを奪うことと、パス＆コントロールの質を上げることを確認し臨みました。前半と比べ決定機の数は増えたものの、最後の技術の精度がどうしても上がりませんでした。試合終了まで全力でゴールを目指しましたが、ゴールを奪うまでには至りませんでした。

正直、悔しいです。やれていたからこそ、勝たせてあげたかったです。この紙一重の差が何なのか、今はまだ整理できていませんが、必ずこれを糧に指導者として成長していかないといけません。そして、選手もこの悔しさをエネルギーに変えて、より一層自分のレベルアップに励んでほしいです。



この試合で10期生の公式戦はすべて終了しました。次は受験という壁が待ち受けていますが、最後までサッカーをやり切ったみんななら必ず乗り越えられます。スタッフ一同、応援しています。

頑張れ、3年生！